お加護、お陰、人様の力

おはようございます。

18日は観音様の縁日、実家の寺、六椹山宗福院(通称、六椹観音として親しまれ、最上三十三観音第八番札所)のご本尊様は観音様ですので昨日が初観音の縁日。実家に帰った理由の一つに信者の皆さんに新春の講話をということもあったのです。
昨年帰ったとき実家の信者さんがお愛想で私の話を聞きたいということを言ってくださったのがきっかけ、私も調子の良い人間ですのででは新春にということになり、実家の寺での初講話となった次第です。
実家で兄の前で話すということはやはり照れます、普段皆さんの前で話すことも難しいのですが、身内の前でというのはやはり照れが一番です、良い経験、御仏のお加護でした。
何事もお加護、何事もお陰、何事も人様のお力と考えることが大事。このように考えることによってより一層のお加護があり、お陰もあり、多くの人様からの援助があるのです。
頼りにするといってもいいでしょう、信頼です。頼りにするとは甘えるのとは違います、頼りにするとは「教えのままに」ということで、教えのままに日々行動することです、甘えることではありません、くれぐれもお間違いの無いように。
人は人に信頼されるほど嬉しいことはありませんし、信頼を得たいと思うことも現実です。いつも申しますが、だからこそ順序が大事なのです。
信頼を得たいと願うのであれば、先ず自身が人様を信頼する。人様を信頼しない人が信頼を得るはずはありません。
人を信頼しないままに信頼せよということは「権力意識、権力思想」です、力で支配しようとする意識。
信頼から生まれる世界はどのような世界でしょう。それは「和気藹々の世界」です。和気が満つる世界とは「切磋琢磨しサポートする世界」でもあります。なれ合わず、甘えず、「教えを頼りにする、教えの通りに行動する世界」。
お加護、お陰、人様の力を信じましょう。故郷へ帰り新たに再確認、認識をすることが出来ました、感謝。
これから宇治へ帰ります今年初の研修が待っています。和気の満る研修をしたいと決意を新たに、18才の時立てた星雲の志を忘れずに。
故郷の皆さんありがとうございました。

世界平和をお祈りいたしましょう。
Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。    合掌