自分の都合ではなく

おはようございます。

昨日の朝は実家の兄に故郷の味、お袋の味、好物の納豆餅を作ってもらい食べてから帰路につき、その部屋だけが子供時代を偲ばせる古いすきま風の入る部屋、兄弟二人で食べた餅の味、61の弟に70になろうとしている兄が作ってくれた、何とも云えませんでした。
山形空港を定時の9時5分に飛び立った飛行機、下に見る景色は一面の銀世界、粉砂糖を振りかけたような美しさ、その中を黒々とした川が蛇行し流れている、静かなモノクロの銀世界、寒さの中で強く生きている別の生き物のようで何者かに励まされているようでした。
好天の中、雲の上はお日様が更にまぶしく飛行機の中から眺める富士のお山も格別、その前にそびえ立つ八ヶ岳も雄々しく美しく感じました。
故郷へ帰ったご褒美を天からいただきました、これもお加護でしょう。
冬の天候で飛行機の遅延を心配しましたがスムースに宇治へ帰ることもできました。終わりよければで気持ちよく午後から今年初めての研修に入ることが出来ました。
山形空港までは高校の同級生に送ってもらいこのたびは古い友人たちのありがたさを感じる旅。これからも新旧はありますが区別の無いお付き合いが大事だということも大いに感じました。
都合の良い友はおりませんし都合の良い仕事相手もいません。全てありがたい友であり仕事相手なのです。付き合いが続かないのは自分のつきあい方が悪いのです、このように私は考えます。
相手の立場を考えれば自分の都合などは云えません、人様の都合を考えられるようなアイデアや想像力に磨きをかけたいものです。
それには余り器用にならないことも肝心。器用貧乏という言葉もあるように、一つのことを淡々と磨きをかけていき、磨きをかけたことで多くの人に活かされるよう在りたいものです。
根を深くすれば大きく成長するように、自分を掘り下げ磨き上げてこそ長いお付き合いも可能なのだと信じます。
そのことがチャンスをくださった仕事先への恩返しでしょうし、長くお付き合いをくださった友情への恩返しでもあるのではないでしょうか。
自分の進化成長もなくして都合の良いことばかりを考えてはならないとつくづく思う帰郷でした。
今日も夕方まで研修があります、精一杯自分磨きをしてくださるようなお話をしたいと思っています。

世界平和をお祈りいたしましょう。
Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。    合掌