天の命

おはようございます。

本年初「にんげん学」小倉講座ご参加の皆さんありがとうございました。本年も学び、精神を磨き輝きを失わないようにしましょう。
勉強会も楽しかったですが、懇親会も盛り上がりました。場所がふるっていました、カラオケボックス、もちろん私の喉も披露、しかし皆さんお上手です。上手下手は別。好き、そして楽しむこれが人生の要、皆さん本当にお上手でした?。
人生積極的参加、何でもチャレンジ、縁のあることには大いにチャレンジしましょう、そして旺盛に興味を示し、探求する気持ちが大事です。
何事にでもチャレンジ精神を持ちますと尊敬できる人と多く出会えるようになります、また感動するチャンスが多く得られることにもなり、これが又新たな人生を切り開き、そして自分の仕事にチャンスとなり発想の刺激となる、目先の損得、得意、不得意、上手下手、苦手意識で躊躇しないことです。
何かの会に参加したりした場合には不得手なことに遭遇することは多々あります、都合の良い好きなことばかりではありません仕事でも同じでしょう。
嫌いで苦手なことに遭遇し避けることで「その場をしらけさす」ことが一番よくない対応の仕方、人の厚意(好意)を無にするからです。
私が小僧時代の修業時、師の命令は絶対、命令に得手、不得手、好き嫌い苦手はありません、従うだけ。
ある時から命令を「天命・天が命じたこと」として受け取るようにしました。師が命じたことではあるが、「天が命じたのだ」と、そうすることで命じた師への不満を無くすことが出来たのです。
人は人の得手、不得手、好き嫌いなどはわかりません、新しい出会いではなおさらです。出会いは逆に不得手を直す、嫌いを直すチャンスでもあるのです。
誰しも嫌いなことを避け、苦手なことを避け、不得意なことを避けたいのは当たり前、当然な意識です。
しかし人間の心とは不思議なもので泥臭く懸命に下手でもやっていると好感を以て受け入れられるようになるのです。人情とはありがたいもの、苦手なことや不得手なことを不満を持ってやっていながらでも、人は見てくださっているのです。
命令を天命と受け止めるようになってから人の心、人情の温かさを身を以て感じられるようになりました。
自分の分別(好き嫌い、得手、不得手)で物事を考えて世界を狭くしてしまうようなことのないように何事も天命、天が命じたこととして人生積極的参加の姿勢で前進しましょう。
言い足しておきますが、善悪の分別は大事であることはもちろんです、お間違いなさらないよう、悪いことをする手伝いも天命だと考えないよう、念のため注意をしておきます。
これから京都へ戻り講演、それを済ませ寺に戻り昨日から研修を行っておりますので講話、泥臭く懸命に勤めます。
山口、九州地区の皆さん来月も楽しみに出かけてきます、お体を大切に、それでは又来月お会いいたしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。
Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。    合掌