世間年増・耳年増にならずに

おはようございます。

「にんげん学」大阪講座ご出席ありがとうございました、寒い中を感謝いたします。このようなことを書くのは何ですが、状況や条件が厳しければ厳しいほど「自分を磨くことは大事です」、窮地にあるときも学ぶことを忘れない人が不死鳥のように再び羽ばたき、窮地にも陥らないのです。
皆さんは行動の基本原則をお持ちでしょうか、毎日必ず「これを行いそして1日を始める」というという基本。起きて洗面して食事を済ませ出かける、悪いことではありませんが、自身の人間形成、自己確立はそれではできません。
「自分がどんな人生を送りたいのか」、「仕事を通してどんなことを表現したいのか」ということです。
先日の節分会採燈大護摩法要の前後は沢山のお手伝いの方がありましたので普段静かなお寺も賑やかで楽しい数日でした。今は普段の生活に戻って静か。
普段は「独を楽しんで」います。孤独感ではなく、独を楽しんでいるのです。「自分磨き」。自分を高める楽しみ、基本です。
基本ですから毎日行います、「不易」なものです。変わらない基本を持ちますと「変化に対応」できるのです。逆に不易な基本を持たず自分磨きをしていない人は「変化に対応できない」のです。
対応というのは「自分の能力を発揮する」ともいえます。ですから言葉に言葉で反応し、やりますと答えても「行動が対応できなければ対応とは云えない」のです。故に普段から「自分磨き、自己を高めることを」していなければ日々の進化には対応は不可能なのです。
私たちは経験、体験を積んで「世間年増、耳年増」になってはなりません、ただ単に知っている、聞いたことがある、見たことがある、といった程度で会話を楽しんでいるようでは逆に相手の信頼を損なうだけとなるからです。
世間に知らないことがないといった感じを受ける人をよく見かけます、このような人の多くは、実力がないというのが相場です。話をすると面白いのだが、物足りない、実行がない、といった案配です。
仕事がない、時代について行けないというお話をされる方の多くが「基本を持たない人が多い」のです。それは「どんな人生をおくりたいのか」「仕事を通してどんなことを表現したいのか」をハッキリとしていないのが原因なのです。
自分磨きを普段に淡々と行う、独を楽しむ心境となって孤独感に苛まれることの無いような人生と致しましょう。
自分磨きを続けることで時代がどんなに変わろうとも見事に対応できるのです。そして自信を失うことはないのです。
明日は「にんげん学」一宮講座、愛知地区の皆さん寒い中ですが会場でお待ちいたしております。
今朝も冷たく静かです5時半から日課のお護摩を修し自分と仏様との対話を楽しみ皆様の安泰を祈ります。

世界平和をお祈りいたしましょう。
Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。           合掌