おはようございます。

昨日は寒い1日、午前9時頃から雪が降り出したと思ったらあっという間に10センチほど積もりました夕方までは15センチほどになったでしょうか、幸い6時頃にはやみましたので一安心です、このような積雪は15、6年年ぶりかもしれません、驚きの1日でした。
このような中での研修も記憶には無かったように思います。金曜日に来られた皆さんは雪の中夕方元気に帰られました、乗り物が心配でしたがニュースでは20分前後の遅れで走っていたようです。
昨日ちょうど雪が降り出した頃入山された皆さんは今夕までがんばっていただきます、せっかくの研修ですから風邪を引かないようにしてもらいたいものです。
寺での研修時は素足、自然の厳しさの中から日常の厳しさを乗り越える糧として欲しいと願って素足になっていただいております。しかし移動するときは雪の中ご苦労様でした。今朝は雪は降ってはいませんが凍てついているようで移動が心配ではあります。
厳しさは体感してこそ実感、その観点に立てば実践が如何に大切で力となるかを知って欲しいですね。いくら理屈を知っても実践がなければ実力とはなりません。
苦を感じた時に自分の騒いだ心を静かに調えるという体感は大事です、自分の心でありながらままにならない、ままにならないということを実感した中で逃げない自分を作る経験も必要です。
不平不満を言えばきりがありません、自分が実践で体感したことをどのようにして次に活かすかの知恵は実践で得たものを自分の行動理念に照らして又鍛錬し直すことでしか次に活かせないのです。
どこにも文句の持って行きようのない自然を相手に工夫をする意識、気持ちに目覚めることがなければ対人関係の中にあっての工夫は更に難しいものとなります。
人は判ってくれる、人は理解してくれるという甘えを脱却しない限り工夫もしなくなり、進化もあり得ないことに思い至る事も大事です。
人に理解をしてもらおうとする心、気持ち以上に、人を理解しようとする気持ち意識が勝っていることが大事です。この気持ち意識がなければ発想にもならず、工夫にもならないからです。
昨日書きましたいい人と同じように、苦に直面して避けるような、自分の楽しか考えないような人間になってはなりません。避けた仕事は必ず誰かがしなければならないのです。このことにも思いができるような人間性を養うことが大事なのです。
時には率先して坐禅を組みにお出かけください、自分を相手にするということはある意味では人を相手にする以上に厳しいことを体感するのもいいものです、人様が如何にありがたいか実感できます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。           合掌