痛みの分かる

おはようございます。

寒いですね今朝もうっすらと雪化粧、しかし心で感じる寒さ冷たさではありません、冬来たりなば春遠からじ、春は目の前です。
今夜は「にんげん学」京都講座、「心学・にんげん学」を学ぶ最大の理由は「痛みが分かる人間となる」です。
成功を目指すことも大事ですが、成功を導くためにはやはり「痛みの分かる人間」でなければいけません、なぜでしょう?。
人の心が分からないようでは「情報をキャッチ」できませんし、「社会に役立つ工夫発想」もできないからです。
リーダーは一見しますと強そうに感じますが「情の豊かな人が多い」のです。辛いことや、痛みを感じ情に厚いのです。ですから率先して仕事をこなし、改良工夫もしていくのです。
「どうすれば、どうすれば痛みを解決できるだろう」という愛情が「情熱となる」のです。その根本の意識は「万物が共に生きている、共に在るという感情」です。
誰しも不幸を願って生きている人はおりません。ですが何かの縁で不幸に陥る人もあるのです。そんな人を見ても批判したり、非難したりはせず、どうにかして上げられないかと、そこから学び、不幸に陥らないようにと考え「反面教師」とするのです。
そして縁があれば「何とかして上げることができないだろうか」とも考えるのです。「経済」という言葉は「経世済民(けいせいさいみん)」という教えの言葉。経済とは真理を以て世を救うということ、この根本が分かれば云われているところの経済的余裕にも成ることを知るべきです。
万物というのは動植物を含め、言葉を持たない自然でもあり、また部下や若者、自由に発言できない立場の人ともいえます。その自然を愛する愛おしむ心、察する心、育む心が大事、育てる心のない人は人の心は分からないともいえます。
「人は人を知る人のために死す」という少々烈しい言葉にとられがちですが、「自分を理解してくれる人のために尽くしたい」ものです。
自分が何を求めているかを分かってくれる人、何ができるかを感じ取ってくれる人のために生きたい、働きたいと思うのは人の情として自然です。
「にんげん学」はそんな心を感じ取る学です、経営を知る、知を知るとは「人を知る」ことでもあるのです。今夜は「にんげん学」京都講座の会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌