思いこみすぎない

おはようございます。

現在研修生は330人宿泊、今夕には一昨日に入山された300名が帰り、残るは昨日お昼から入山された25名の新人の皆様方だけとなります。
研修は引き続きありますが今夕は静かになるでしょう。気を抜かぬようにしなければと戒めております。
今日は決めたことに対して「固く獲(と)らんとするなかれという話し」。
「思いこみすぎない」ということでもあります。
私たちは「目標に向かって日々過ごします」。
ここで大事な心構えがあります。
余り「勢い立たない、思いこみすぎない」、ということです。「うまくやろう、早くやろう、良い結果を出そう」と考えることは大事ですが、「余り強く思いこみすぎてはいけない」、ということです。
思いが強いばかりに「視野狭窄(しやきょうさく)に陥ることになる」からです。
私たちの行動は常に正しいものと思って行動します。ですから周囲への「気配り、思いやりに欠けてしまいかねない」のです。
そうすることで思いがけない「トラブルを引き起こす結果となる」事に注意すべきでしょう。
行動するに於いては「一人考え一人行動」します。そして結果を出そう、期待に応えようとの「思いが募る」のです。
ここで「独り善がりにならない冷静さが必要」です。習ったことをしようとする気持ちを忘れ「己の力で事を為そうとしてしまい勝ちになる」ことに要注意ということです。
「原理原則を見失って力で事を為しまって」はなりません。
人は「共鳴し合ってこそ事の成就」が成る。
先輩、同僚、お客様等々いずれにしても共鳴感が無ければ事は運ばず進んでは行かないことを知りましょう。
人は言葉以上に「態度や雰囲気で心が伝わるもの」。勢いづいて相手に「押しつけがましい態度ととられてはいけません」。
言ってることは正しくとも視野狭窄に陥りますと「相手の言葉が聞こえてこず(聞こうともしなくなっている)、心が見えなくなる」のです。
周囲が見えない、このことが一番恐いのです。正しい行動、正しい言葉なのに、視野狭窄のため、何故悪い結果になってしまったのか分からずに、結果だけが最悪の状態になってしまうことのあることを知りましょう。
「固く獲らんとするなかれ」です。
人生成ると信じて思いこみすぎないよう仕事を致しましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌