花祭り

おはようございます。

今朝は静かです、研修生の皆さんはおられますが、昨日までの300名を超す喧噪さとはやはり違います。
残っておられる研修生の皆さんにはしっかりとお話しをさせていただき、彼らも午後には帰り、明日から8日までは研修も一休みです。
明日第一日曜日は心華寺の「月例幸福護摩祈願祭・花祭り」是非お参りください。
今日は「花祭りの話し」。
4月8日は「お釈迦様のお誕生日」です。お釈迦様の誕生を祝福してのお祭りが「お花祭り」、感謝の日です。
お釈迦様のお誕生によって私たちは迷うことなく人生を過ごすことが出来ています。このことはとても驚異的なことで、感謝するばかりです。
「迷わないということは」日々の指針が出来たと言うことです。
日々「どうあるべきか」を持たないほど辛いことはないのです。
花祭りではお花で飾った「花御堂(はなみどう)に誕生仏(たんじょうぶつ)」をお祀りし「甘茶を注ぎ」感謝の「意を表します」。
お釈迦様がお誕生になられたとき天上界の竜王が祝福し、甘露の雨を降らせたという故事に習ってのことです。「甘露の産湯」だったのです。
私たちも誕生すれば最初に「産湯を使い」ます、これも両親の愛情一杯の甘露の産湯です。こんな話を子供達にして上げれば、不幸な犯罪も無くなることと信じています。
お釈迦様はお誕生になられますと直ぐに立ち上がって七歩歩まれたそうです。そして大音声(だいおんじょう)で「天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)」とお唱えになられたのです。
これは私たちの未来を「示唆」して下されたのです。
「天にも地にも我一人尊し」というお言葉。我とは吾ではありません、我とは「生けとし生ける物全て」という意味で、「自分だけ」ということではありません。
全ての人や物には「尊い輝ける花がある」という意味であります。かけがえのない素晴らしい「才能がある」、その才能を以てすれば素晴らしい人生となる、という示唆を下されたのです。
「出来ることで歩み」、「出来ることで人生を確立できる」という示唆です。
日々を「出来ることで」学び修練、鍛錬しましょう、ということです。
そこで心華寺では明日、愛宕寺では29日に「新小学一年生」の皆さんを祝福し、皆さんでお祝いをし、国の宝であるお子様達の未来が輝かしくありますようにとお祈りをご一緒にさせていただくのです。
どうぞ友人、知人、ご家族、お身内の方に新小学一年生のお子様がありましたらご遠慮なくお申し出ください。
祝福、お祝いをさせていただくのですから、もちろん無料です。お守りと、お札、祈願しました文房具を進呈いたします。
お子様は国の宝。そのお子様に祝福をさせていただくことは私たちの感謝の気持ちであります。
人の喜びを喜びとする、このような気持ちであれば社会は素晴らしい世界となります。
人をねたんだり、うらやんだりする心からは未来は開かれません、皆さんと共に「互いが互いを祝福する社会」としていきましょう。
お互いが素晴らしい「心の花を咲かせましょう」明日は是非お参りください。
今日午後から帰られる研修生の皆さんにも祝福の心を以てお見送りします。もちろん今までに帰られた研修生の皆さんにも同じように祝福してお見送りさせていただきました。
心華寺は「心の花は十方を照らす」という経文の中から名付けた寺号です。どなたの心にも素晴らしい花があるという意味です。
心の花を大切に育て、社会を世界を照らしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌