診断してもらう

おはようございます。

昨日は一ヶ月一度の病院、定期検診、研修の合間を縫って行ってきました。
今では毎月行っていますが、体調が思わしくないようになってから行き始めたのです。
体と心のメンテナンス、検診、大事ですよ皆さん。
昨夜の「にんげん学」講座などは正しく毎月の「心の定期診断、チェック」です。「にんげん学」京都講座ご出席に皆さんありがとうございました、来月は5月12日です。
「心のチェックの話し」。
原理原則を持って人生を歩もう、という話はしょっちゅう書いております。ですが意外と多くの人は「自分の心は何とでも成る」という意識をお持ちのようです。
知識を高め、技術を磨く大変大事です、しかしそれだけでは人生を確かに歩むことは出来ないのです。
ただ漠然と仕事をし「上手く行くと錯覚している?」人がいるのではないでしょうか。
そして困難や、嫌なことに遭ったとき「周囲を責め、人を責める」という光景も目にします。
そして何の対策もないままに時間だけが過ぎ去って行く、というようにも見えるのです。いかがでしょう、反論が聞こえてきそうですが、ご容赦ください。
何故原理を持って、その原理に則って歩むことが大事かということですが、私たちはただ単に思うがままに歩んでも事は成就しないのです。
物を計るには物差し、定規が必要です。いくら長さを決めてもその長さを測る物を持たなければ計ることすら出来ないのです。
人生も同じです。人生を描くときにその大きさをしっかりと持たねばなりません、設計図です。設計図を描く本が原理であります。書くことを知ったとしても描かなければイメージすら湧かないでありましょう。描く、形にする、それが原則です。
自分でもイメージできないのですから、迷って当たり前です。どんな風に描いて良いのかも分からないのではお話しにならないのです。
私たちの学びは先人からの学びです。先人の残してくれた偉業に則ることが形となるのです。
一挙に書き上げる、人生を完成させるなどと言うことは到底無理な話です。そこで「チェック、診断」の必要性があるのです。
そこに「師、先生、コーチ」の重要性があるのです。私たちは欲がある割には「教えてもらいたがらない」という変な意識があります。それは欲だからです。
私は病院に行きながらも人生の夢を忘れたわけではありません、そこで夢に向かうために診断を仰ぎ、現状から「どうあるべきかを指示」していただくのです。
心も同じです、技術も、知識も、自分だけの世界はいざ知らず、社会の中で関わっている人間関係から生じた問題は客観的に分析する必要があるのです。
私たちは人様との会話が出来ています、出来ていながら前に進まないという現実は「人生を描こうという具体的イメージが無い」のだということに思いを致すべきなのです。
しっかりと則る原理を持って時々診断を仰ぐということが大事なのです。責任有る立場であればあるほどその必要性、重要性に気づくべきです。
原理原則を持つと言うことは「方向を正す」ということです。別の言葉で言えば「正しい戦略を持つ」ことです。戦略が正しくなければどんな正しい戦術を持ってしてもそれをあがなうことは出来ないのです。
先日の最新鋭で最新技術を持ったイージス艦の大事故を診ればそれは良くおわかりでしょう。
基地に帰るという戦略は正しくともその時々の戦略(方向性)が悪ければどのような戦術(知識・技術)を持っていてもも生かすことなく、衝突してしまうのです。
慢心することなく診断を仰ぐことも大事なことを知りましょう。明日は「にんげん学」大阪講座です、会場でお会いたしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌