漸々心(ぜんぜんのこころ)

おはようございます。

一週間ぶりに心華寺で朝の書き込み、昨日午後2時から愛宕寺での「お花祭り」を無事済ませ宇治へ、日が長くなりました。
ピカピカの一年生のお子様への祝福、皆さんと共に出来たことが嬉しく感謝しております。我が子の健康な成長を願うと同じようによそ様のお子様の健やかな成長を祈る、大事にしたい心です。
来年は二年生、進級すればするほど人様を祝福することを体験させてください、今年祝福していただいたご家族の皆さんは今度は祝福する側に回ってください、そんな思いやりの行動をお子様に教え導いてください。
一人の人の影響ははかり知れません、「一人興れば、一国興る」。この思いをしっかりと私たちは大事にしなければならない精神です。
今月のご愛読ありがとうございました。新年度の4月も今日で終わり、沢山の新入社員の皆様に門をくぐっていただき合宿勉強していただきました、お礼申し上げます。
皆様の会社や周囲にも新しい爽やかな風が吹き先輩諸氏は新たな意識を再びしたことと思います、新人の皆さん以上に気づきが多かったのではないでしょうか。
私も再確認することが多くありました。私が日々の心の在り方、行動に気をつけていることの一つ、「漸々(ぜんぜん)の心」。
知らず知らずゆっくりと心を占める思いが人生を大きく左右するという意味です。
「漸漸の心が人生を左右する話し」。
私たちはよく「これくらいなら」と最初考え行動し「二進(にっち)も三進(さっち)もいかなくなるという事態を引き起こしてしまう」ことがあります。
この「漸」はゆっくりと心をむしばむことに注意をすることを教えています。逆に「漸漸」と事を行えば必ず「身につき事が叶う」ということです。
私たちの心は「懸命にやろうとする心と、怠けたいという心が同居」しています、矛盾ですね〜、矛盾だからこそ「気づいた者に栄冠がある」のですから、これまた人生楽しいことです。
気づきは「学歴や地位、お金の有る無しではない」のです「誰でも気づいているのです」。
「気づきは希望」。このように考えていますか、私は考えて行動してきました。
しかし気づいても行動にならない人が大勢いるのです、気づいていながら行動とならず「漸漸」、ゆっくりとしかし確実に「夢から遠ざかっていく」のです。
「事は一気にならない、しかし継続すれば必ず成る」。
ゆっくりとしかし確実に結実(けつじつ)、実は稔るのです。どんな実を稔らせたいと考えていますか、当然に夢の実現でしょう。社会の中に出て夢も描かず自分の人生のイメージすらしていないのでは愚痴と不平と不満にしかなりません、「自分のためだからこそ力が出せる」のですから。
夢を持たずイメージをしなくとも実は稔るのです、「不満、不実という実」です。それでは信用も得られません。
確実にゆっくり、「漸漸」という語を「心に保ち夢に向かって」歩むことです。
これくらいという思いが「人生をむしばみ」、少しずつという歩みが「人生を確立する」ことを知ってください。
新しい風の吹いた4月、明日からは5月、薫風の吹く季節、穏やかだが確実に様々な芽吹き、目覚めを促す風。
夢という種を意識の中に蒔き、漸漸と心に思い温め、確実に行えば必ず素晴らしい結果を得るのです。
今月のご愛読ありがとうございました。来月もよろしくお願いいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌