朋遠方より来たる

おはようございます。

隣接する幼稚園が休みなので昨日から静かです、五月晴れというよりも夏日、若葉の中ツツジも皐月の花も輝いています、スミレの花も小さく、ここにいますよ〜とほほえんでいます。
鯉のぼりも少し暑さにバテているようにのどかに下がっていました。
今日は心華寺の「月例幸福護摩祈願祭」、連休、どうぞご家族でお出かけください。
「朋遠方より来たる 又楽しからずやの話し」。
先月の今頃は新入社員の皆様の研修がピークの頃、不思議ですね〜縁というものは、30年前は誰一人訪ねてくる人もいなかった寺、考えれば考えるほど、人生とは数奇なものとはよくいったものです。
出会いとはそうしたものなのでしょう、縁、いずれにしても何故出会ったの、と首を傾げたくなります。
数奇、割り切れないとはいえやはり出会いは「必然」なのです。
昨日山形から小学校の同級生が訪ねてくれました、5月の連休にこれで三年続けてお参りに来てくださっています、今年は娘さんご夫婦とご一緒に。
40数年間音信も無かった同級生が一昨年突然訪ねてくださった、数奇なことです、そして回を重ねて三年、感謝です。
今日は月例祭、今日に限らず毎日お参りに来てくださる方、これも縁、いろいろな形での出会い、しかし心の底に流れている思いは皆同じものです。
「向上心」。
朋とは歩む道は違っても「意識を同じくする者」。
向上心のある者同士は必ず出会うのです。人数の多少ではなく、出会うのです。大事にしましょう。
毎日、毎週、毎月お参りなされるのも向上心、今日お参りに来られる皆さんは当然のことです。
向上心の旺盛な方は「吸収力」があります。自分の世界に「取り入れる、取り込む」ことができるのです。
ただ単に盲目的に祈るのではないのです、御仏の「指示に能動的に対する」結果「向上繁栄」していくのです。
皆さんと今日ご一緒にお唱えします経文に「神仏を敬い道徳を守り学問を怠らず生業を励み一家を治め世間を相和合して行くことなり」とあります。
この「精神を取り入れて繁栄」していくのです。
神仏とは「自然」、道徳とは「自然科学、人間学」、この学問を怠らずに仕事に励み、一家仲良く(家族力合わせて)、世間(社会)の皆様と一緒に繁栄していく行動が「繁栄の根本精神」ですよ、というのです。
自分を考えるということは「人様のことを考える」ということです。このような思いを常にすれば「多くの朋と出会い繁栄は約束される」のです。
朋との出会いは繁栄との出会い。
信じるという「易行道(いぎょうどう・やりやすい道、歩みやすい道)」を今日までも、これからも私は迷い無く歩むのです。
故に迷わないのです、皆さんも迷わず人生を歩みましょう、繁栄は必ず約束されているのですから。
道を歩むということは「繁栄の道を歩む」ことなのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌