自分を知って

おはようございます。

愛宕寺の「月例幸福護摩祈願祭」お参りありがとうございました。楽しいひととき嬉しいばかりです。決め事の素晴らしさ、それを手がかりとして人生を豊かに出来るありがたさです。
昨日も書きましたが私は子供の頃愚図な子供でしたのであるときから、どうせできない、といった具合に自堕落になって諦め投げ出すような気持ちがでるようになりました。
長じて目標を決めてからでも子供の頃に作った性格は直らず、時折自堕落な性格がかいま見えてきます。
「自分を知って良かった話し」。
言葉を換えれば怠け者が私。出来ることなら何もしたくないがホンネ、しかしそうはいかないのが人生、何もしなければどんどん心が貧しくなる。
僧侶になり師匠に耳にたこができるくらいに教えられたことがあります。「如法(にょほう・法の如く、教えの如く)」せよ、です。法に従えということです。
愚図ということは教えに従うことが苦手ということ、教えられたとおりになかなか出来ない。
その上に自堕落と来ている、出来ないくせに出来たいと思う気持ちも強くある、こんな矛盾を心で感じる。
今度こそは上手くやるぞ〜といつも思うのですが、上手くできない、そうしてぼーっとしてしまう、そんな中しなければならないことがあるにもかかわらず楽しいことや仲間や友から何か誘われると出来そうな気持ちとなり面白そうだからと他をやってみるが、やはり駄目。
さ迷うばかり、そこで気づく。どうせ「さ迷うなら同じ事をやろう」と、始めて師匠が教えてくれた「如法」の凄さ、素晴らしさを感じ取ったのです。
そしてしっかりと自分で決めて、「愚直」に決めたことはやろうという自分に出会えたのです。自分を知って始めて自分の歩む方向が決まった。
今ではきっちりとしている人間だと皆さん思ってくださっているようですが、実は自堕落だったお陰できっちりとしようと思うに至ったのです。
あっちに道を外し、こっちの道を歩みながらです。だからこそ今ではいろいろな職業の人や生き方をしている人の姿に魅力を感じるのです。
ゴルフも道は違いますがやったお陰で今の道の大切さを痛感、味わっています。楽しい人生です。
行き詰まり感を感じておられる方は是非周囲に惑わされず「批難も来たれと覚悟して」愚直に道理に順って活路を開いてください、周囲に心を引きずられて同じ苦しみを続けるよりも覚悟をし「虎穴に入らずんば虎児を得ず」です。
自分の人生を確立しましょう。
明日からは今月の最終週、晩は「にんげん学」小倉講座、しっかりと一ヶ月を締めくくるために皆さん会場でお待ちしております。お友達とご一緒に是非ご出席ください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌