蓄える

おはようございます。

一人の朝は静かで自分と対峙するに丁度良いもの、自分に問いかけることができます。私たちの気は「常に外へ外へと発しています」、ですから気を養う、蓄える、「気持ちを内側に向ける」ことをしなければ強い気を出すことは叶いません、自然に冬があるように「内側に力を蓄える」ことが重要です。
「蓄える話し」。
夢や目標があるにもかかわらず達することが出来ない原因に「蓄える、養う」ということをしていないことが考えられます。
外に外にと気は向いているばかりで発するエネルギーが足りない。この「足りない」ということを知るべきであり、足りないことを知らなければ「補うことも出来ず、養うことも出来ない」のです。
私たちの頭の中のどこを採ってみても「不足はなく完璧」です。しかし現実には結果が上手く行っていない、おかしな話でもあります。
では何故頭の中では完璧なのに現実に結果が出ないのか、それはやはり「見当違いをしている」からだということを認識すべきです。
そして足りない物を蓄える、養う必要があるのです。「知識、技術、行動力、気力、胆力」いろいろあるでしょう。
先日も書きましたが結果が出ないということはストップしている、停止しているという状態。これは「蓄えよ、養えよ」という啓示でもあります。現実に結果が出ていないにもかかわらず自分自身がそれを認めることが出来ないという「愚を犯している」ことを知り気づくべきです。
「力不足だ」ということです。
このことを自身が認めない限り養うことも蓄えることも不可能であって、いくら目標への意識を高くしても「地力を養っていなければ」目標は達せられないのです。
意識は「どんどん前に前に行くのです」、だからこそ「養う、蓄えること無くば」百戦して百敗の結果に終わり、それこそ自信喪失になるしかないのです。
意識が前に行くことは人間の常です、だからこそ「エネルギーを蓄える、養う」ことが大事なのです。そうしなければパワーにも成らず、人を責めるパワー、愚痴るパワーにしかならず信頼を損ねるパワーになってしまいかねません。
そうならないためにこのような意識も必要です「勝つことを強く求めない意識」です。蓄える、養うことで必ず目標は達せられるという「信力を持ち」日々学び修練することです。
水を器に蓄えれば満杯になれば自然とあふれるように私たちの気力も養い蓄えることで自然あふれ出すのです、焦らない、気を惑わされないこと。
外へ発する意識と内へ蓄える、養うという内外の心理のバランスを蓄えること、
70%を内へ、30%を外への意識とするくらいがちょうどよいのです。もう少し少なくともいいかもしれません、圧力をかけて勢いよく出すには「出る穴が小さければものすごいパワー、勢い」となるからです。
「祈り、坐禅、にんげん学」これらすべて自分を養う、内を養うことです。発したら補う、発したら養う、繰り返しです。
外の世界に心、意識を奪われている人は自分を養う、力を蓄える修練、学びは無理かも知れません、気づきましょう。
外の世界に対する見栄ではなく本気で自分の人生を確立するために。蓄えることを確実にしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌