して上げたい

おはようございます。

昨日は素晴らしいお天気の日曜日、お護摩の炎も皆さんの力強い祈りと共に燃えさかり祈りが天に通じ気持ちの良い汗を流しました。
ウグイスの声も軽やか、祈りは心の中のこだわりを消し去り、やる気を起こさせ行動に迷いを無くしてくれます。
月例幸福護摩祈願祭へお参りの皆さんありがとうございました。皆さんと喜びを共に出来たことが幸せな一日でした。毎月第一日曜日は魂を清める日、来月のお参りを楽しみにしております。
来月は比叡山の大徳の出仕の本、大般若経六百巻転読会、大般若の風に当たり運気を高めましょう。
「して上げたい小さな親切の話し」。
皆さんも人様に「こうあって欲しい、こうして欲しいという思い」はあると思います。その「気持ちを強く知った人は」今度は人様に「して上げたいという「思い、願いに」なるはずです。
この「お互い様の気持ち」に目覚め行動することが大変大事です。
小さな親切大きな迷惑というような言葉もありますが、私はこの「小さな親切を大事にしています」。
人生はこの小さな親切の積み重ねが「大きなチャンスを作る」こととなるからです。
「して上げたい、させてもらいたい」という素直な気持ちを素直に行動に移すことが「工夫や発想のきっかけとなる」からです。
いわゆる「お手伝いの心」です。
私が修行中に一番確かな手応えを感じたことの一つに「手伝いから学ぶ段取り」があります。
段取りとは「結果をより良くそして早くきれいに出す準備のこと」です。
結果を見ることは誰でも出来ます。物事を理解していない人でも誰でもです。
ですから見栄えが良くきれいで使いやすい物には誰しも心引かれるのです。これは「人に対しても同じ」事が言えるのです。
お手伝いや指示をされることを嫌がる人がよくおられますが、それは間違いです。
世の中でヒットしている商品は全て人様の役に立っている品物ばかりです、言ってみれば「使いやすさ」、買ってくれた人のお手伝いが出来ているのです。
世間でよく聞く話し、「言うことを聞かない社員ばかりで」、「言ってもわからない社員ばかりで」、「分かっていない上司ばかり」、「指示が出来ない上司だ」等々の話です。
これは何を物語っているのでしょう、全て「こうあって欲しい」ということです。ですから「して上げれば」事の解決ができて成果も結果も出るのです。
それ以上に自分の「やるべき事が見えている」ということに気づくことです。
会社でお互いがお互いに不満を持っていながら働くことほど不幸なことはないのです。お手伝いをさせていただいたお陰で私は次が「どうあるべきか」を大いに教え導かれたのです。
もし現在行き詰まり感を感じておられる方がりましたら「お手伝いを率先してみてください」、そうすることで「段取り準備」が出来るようになって行くのです。
「して上げたい」という、小さな親切大きな迷惑を率先して行ってみてください。
明日は「にんげん学」大阪講座、孔子孟子は仁という「小さな親切」を大いに教えているのです。ご参加をお待ちいたしております。
小さな親切をコツコツと積み重ねることによって社会に役立つ人格が形成されるのです。
6月のスタートの週、明るくお仕事に取り組んでください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌