人のことを考える

おはようございます。

今朝は強い雨が降っています、しかし小鳥たちはめげずにさえずっており元気が出てきます。
先日も書きましたが自分を見るよりも人を見ることの方が人間は得手です。このことを大事にすることも人生の在りようです。そうすることで自分が悩まずに済み、現実の苦しさに埋没することも少なくなるのです、これは不思議なことで、人生とは全く面白いものです。
自分のことばかり考えていると悩み苦しみを多くし、閉塞感が生じる、おかしなものです。
見るとは「気にする」ということではなく、昨日の話の続きのようなものですが「手伝う」ことができるということです。
「人のことを考えると人生の道が開かれる話し」。
名高い店がつぶれたり、名高い店が名を辱めたり、繁盛していた会社が倒産する理由は皆一様に我利(自分の利だけを追った結果)です。
お客様や人様の利を考えなかったからです。苦しむ事態を引き起こしたのは全て自分の利ばかりを考えた結果、我利が自分を苦しめたに外なりません。
これらは自分が大事だということと同じように人様も同じだと考えられなかった結果です。
自他不二(じたふに)、自分と他は別であるが別ではない、共存して共に在るという考え方であり、事実、人(他)の存在がなければ自分の存在もあり得ません。
人様が喜ぶこと、人様に利を感じてもらうことがなければ立ちゆかなくなるのは当然です。
人生の在り方もこれと同じ、「人様に喜んでもらえるよう、人様が利と感じてくださるよう」在ることが大いなる道を切り開くのです。
一人よりも二人、二人よりも三人というが如くです。先ず目の前の人に喜んでお手伝いをする、という「一つのことに専心する」。
皆さん「物の真の価値とは何でしょう」それは「真心」です。
物やお金ももちろん大事です、大事だからこそ働いている人は上の人の指示を黙って聞き入れるのです、家族のため両親のため等々。
しかし「真心を知らない経営者」はその真心を踏みにじった結果、破滅していくのです。
「心の価値より物の価値を上に置いた結果」です。
唯心所現(ゆいしんしょげん)、心が目の前の現実を作り出す。心がなければ何ごとの物も形にもならず、人様の役に立つ物などは出来ないのです。
「働く場所や売る物を作って下された先人に感謝をして日々仕事をする」ことこそ「真の人間の価値」であることを知りましょう。
人様を必要としておられますか、人様を大切に思いますか?いかがでしょう。私は人様が必要で大切です。必要としていない人の前には人は現れないのです、お金も物も大事ですが、人を思う真心が一番大切なのです。
どうしたら、どうすればと必死に成るくらいに自分のことよりも人様のことを考える。このようにあれば自分のことで悩むなどと言う事態、情況などは生まれるはずもないのです。そして自由に人生を歩むことが出来るのです。そして常にイキイキと楽しく在ることができるのです。
明日は「にんげん学」東京講座、秋葉原に行き、先ず先日の事件の場所に出かけて手を合わせてから会場入りします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌