言葉は影響を与えている

おはようございます。

下関滞在の間は過ごしやすかったのですが宇治へ帰った途端の蒸し暑さ、しかしぐったりとしてはおられません。
気を抜きたいけど気が抜けない情況があるというのもありがたいもので研修生の真摯な態度に接し自分を確かな方へ抑制してくれます。
こう考えますとやはり荷物は持つべきです、いい負荷を与える。
「言葉は相手に対して影響力を持っている話し」。
言葉は葉っぱのように軽々しく言いっぱなしではよくありません、必ず相手に「影響を与えている」からです。また人間性を示しているからでもあります。慎重すぎるのもよろしくありませんが、ただ単に会話すると言うことも余り褒められません。
なぜならばやはり相手は言葉によって「人を計っている」からです。
言葉が軽んじられる、言葉が大事にされないとまではいかないまでも、話をしても聞き入れられない等のことはよく感じることがあるのではないでしょうか。
逆に余り重々しく堅苦しいのも今ひとつ感心しません、これまた人が寄りつかなくなるからです。理屈っぽいのも感心しません、会話は難しいものです。
人を引きつけ心を打つようになるには会話の順序、セオリーがあると思っています。
「人の言葉を受け入れ」その上で「自分の言ったことは必ず行動にする」ということです。これは一見簡単なようですが、実は意外と難しいのです。
人は無意識に「勝とうとする」、「言葉で勝とうとする」からです。いつも書いていますが「教えられたがらない」という無意識があるからです。
このことはたとえ上司や歴然とした上に位置する人からの話でも人間の無意識の中で生じる「意識」なのです。
ほとんどの人が上司の言葉、意見を素直に聞き入れないという現実がこの事実を物語っています。逆に言えば自分の考えを持っているとも言えます、しかし否定ばかりしていては何も進まないのも現実です。
聞き入れないなどと言うことは余り問題ではありませんが、
この無意識により「聞き逃す」という事が「良くないのです」。
だから先ず「人の話を聞く」という事が大事です。よく言われますように「話し上手は聞き上手」ということです。
この話を「聞く意識」は上に位置するようになればなるほど重要性を帯びてきます。なぜならば意見を聞く、情報を聞くということはある意味では「耳の痛い話を聞く」ということだからです。
食品の偽装問題等々の事件が頻繁に起きるのはこれらのことが出来ていないという証明でもあります。
下に位置しているとき「聞く」という「習慣を身につけていませんと」上に立ったときに「意見を聞き入れない」からです。
上に立ったから失敗を引き起こすのではなく、失敗を引き起こすのは「最初から兆しがある」のです。
それは「人の話を聞かないという習性を身につけたから」です。
上に立てば足下がどんどんと遠くなり見えなくなるのです。
ですから「脚下照顧」、足下を見ることが大事なのです。企業での「足下とは何でしょう、部下、社員の方々の言葉態度です」。
人との出会いを永くそして繁栄を継続するための「緒、糸口」は会話から始まるのです。そして「人柄を計る」のです。
上に立ったり、年を重ねて行儀が悪くなるような「会話」であってはせっかく築き上げてきた人生を虚しくしていくことをお忘れ無きよう、いくら正当性があると熱弁をふるってみても人の話を聞き入れない人の話は誰も受け入れないのです。
人格を築き上げる事の大事は誰にも認められていないときにしっかりと正しさに目覚めることがいかに大事かと言うことでもあり、経験を重ね、年令を重ねていけばいくほど「人の話に耳を傾け学ぶことは」やはり一層大事となるのです。
言葉で指示を出し、言葉で考えるからです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌