手伝う

おはようございます。

昨日は強い雨が降ったりやんだりの一日、被害に遭われた所も出たようです、お見舞い申し上げます。
木曜日から続いた三組の研修も最後のチームが午後8時過ぎに帰り今朝は静かな朝です。今月の最終日、しっかりと締めくくりましょう。今月もご愛読ありがとうございました。
七月第一日曜日の六日は「大般若六百巻転読会」大法要・盲導犬育成チャリティコンサートを開催しますので今週は準備の最終段階です。
六日当日は是非皆さんのチャリティをよろしくお願いいたします。日曜日ですのでお子様とご一緒にチャリティにご参加いただき、法要へのお参りもさることながら、お手伝いをお子様とご一緒に素晴らしい愛の精神を伝える一日としてください。
「手伝いの喜びに目覚めれば豊かな心になる話し」。
人生を豊かに歩んでいくためには価値観の多様性に気づく事も大切です。価値観が一つだけとなりますと「行き詰まってしまう」からです。
知識教育、机上の教育にばかり偏ってしまいますと現実に対応できなくなるということです。
知識を得るのは「何のためか、人のため、社会のため」です。点数を上げたり、試験で満点を取り「自分だけが喜ぶ、親だけが喜ぶ」ためだけではありません。
社会は変化の連続であり、千差万別、価値観の違った人との生活が社会です。変化のない動きのない机上の知識を動きのある、価値観の多様性の中で対応し生かすには自分の喜びだけを求めるようでは社会に出た途端行き詰まる道が待っているだけなのです。
そのような最悪の結果を導かないために「人と共に喜ぶ、喜び」、「人のお手伝いの喜び」という価値観、意識を植え付け与えるということも大事なのです。
例えば「庭を掃く」ということを知ったとします、知るということは何ら動きのない世界です。知っただけでは庭は美しくなりません、やはり掃くという実際の行為が無ければ庭はきれいにはならないのです。
そして掃くということは知ったら終わり、一日掃いたら終わりということでもありません。毎日続くことも知らねばなりません、また人が与えたものではなく、「自然が与えたもの」ということにも気づかせることが人を育てることの重要性があるのです。
雨の日も寒い日も暑い日も風の強い日もさまざまです、その様々な情況の中で掃くことを常とする人間性を養う。
何ごとも人間が作った社会だという固定観念だけを植え付けてしまいますと、今日社会で起きている様々な事件を誘発し、「相手が悪い、社会が悪い」となる意識が強くなるのです。
点数をつけられるだけ、それも減点法では子供達や大人達もおかしくなっていって当然といえば当然なのです。
私は子供の頃、家の手伝いをすることで喜びを多くすることができました、今日では家のお手伝いをするということが少ないと思われます、是非この機会を通じて時々お子様とご一緒に来て庭を掃いたり、他のお掃除をしたりすることで価値の多様性に気づくきっかけとしてみてください。
そうすることで勉強への価値が変わり楽しくなっても来るのです。働かなければならないことは今までもこれからも変わらないのです。
お手伝いをするという喜びに目覚めることは大人も子供も大切なことなのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌