身につける

おはようございます。

昨日は半日の研修があり午前中にお話しをさせていただいた後定期検診に行ってきました。
チェックは大事です。チェックが出来るということは「目標を持ち一つのことを行っている」からでもあります。一つのこととは自己確立の基本、基本がなければチェックも何もありません、在るとすれば外に対する不満と不平だけとなり、はなはだつまらない人生しか展開が為されません。
問題がなく無事ということは素晴らしいことですが、気づきもないということではいけません。気づいたら忘れないうちに直ちに行動することも大事です。
「身につけようと努力する話し」。
本を読んだり話を聞いたりしまして、あぁこれは、という思いをするときはよくあることです。
良い言葉に会う、感動する言葉に会う、素晴らしい人と出遭う、いろいろなことを知ることは喜びでもあります。しかしここで大事なことがあります。
私たちは往々にして知り得たことが身についていなくとも話はできます、このことに用心すべきです。素晴らし言葉を知って人様と話していますとあたかも自分が出来ているかのような「思い錯覚をしてしまう」のです。
言葉自体は正鵠を得ていますから、誰でも信じます、しかし言行一致でなければ己の行動に慢心が生じてしまい、言葉にも態度にも不遜さが目立つようになってしまうのです。
今日の偽装で経営破綻しているのは皆この類かも知れません。また言葉に惑わされてしまい大切なお金を失うことも言行一致しようとしていない自らの精神が招いた結果から出たとも考えられます。
実践無くして言葉を弄すれば身を滅ぼす大きな原因を作ることとなるのです。
言葉は意志を伝えるのにとても素晴らしいものです、だからこそ聞いている人は真剣に聞くのです、ここが恐いのです。
言っていることとやっていることが違うのでは、という疑問を人様が抱くようになるからです。
ですから良い言葉、感動した言葉に出会ったとき、「実践しよう」、「身につけよう」という行動をしているか否かが真の説得力となっていくのです。
今日の人たちの迷う原因の一つは「知識とすることが得意だ」ということが上げられます。
感動した言葉を身につけよう、「こうあろう」との行動が無ければ「知って落とし穴を自分で掘っている」ことをしてしまうのです。
私たちは言葉で意思の疎通を図ります、だからこそ言葉を大切に「身につけよう」という意識、行動が大事なのです。
大きな言葉に惑わされて道を過たすことないようにするためにもただ単に知ったからと言って直ぐ言葉に出すことは厳に注意すべきなのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌