心を鍛える

おはようございます。

今朝は下関、愛宕寺、今月のご愛読ありがとうございました。今日も一日精一杯しっかりと過ごし一ヶ月の締めくくりを致しましょう。
今月は月初の「大般若六百巻転読会大法要」灯明会・盲導犬育成チャリティ歌謡コンサートへ皆様からのご献灯、チャリティご協賛等々大変お世話になりました。
又第二十回、富士登山にも沢山の皆様にご参加いただきありがとうございました。
「動かない物があるから動けるという話し」。
目標を持ち私たちは懸命に歩んでいます。先日も天に対するような気持ちで人様に対するというお話しを書きました。
動かない物を「ままにならない物」と表現を変えてもいいでしょう。先日の富士登山で登頂した皆さんは体感したことと思われますが、頂上(目標)を目指したとき「自分の力で歩むという気持ち」が山登りでは明快なことです。山自体は絶対に登ることに協力はしてはくれないからです。
格別な方法は無く、あるとするならば登るために「精神力と体力を養う」ことが「方法」でもあるのです。
事を達成する「強い心が、最大の方法」なのです。
このように観ていきますと人生に大事なものが見えてきます。「先ず自力で行うという意識、心を養うこと」です。
この「心」こそ「人生の最大の方法」でもあるからです。
知識を豊富にする、技術を磨くことも大事ですが、人生いろいろな障害に直面することは当然といえば当然なことなのです。時に落ち込んでしまい「二進も三進もできないようでは」お話しにならないのです。
それを「打開するのが心」です。
トラブルや障害が起きるのはどこかに人を「当てにしている」という気持ちがある、「安易に上手く行くだろうという気持ちがある」ことが考えられます。
「協力が得られる、助けがある、理解をしてくれる」と「安易な思いこみ」が落ちこむ原因を作るのです。
知識や技術は「人のために使うもの」であって、自分を評価してもらおうと考える前に先ず自分を高めることに意識を徹することが肝要です。
物の考え方、物の見方が逆としますと、知識も技術も役に立たず病んでしまうことを招いてしまう危険性があるからです。
先ず「自分の力でという心を養う」ことが目標達成の「最大の方法である」と「覚えて、覚ってください」。
山は動きません、協力もしてくれませんが、頂上には立てるのです。
先ず「やろう」という「強い意識、心を養う」ことこそが何ごとでの世界でも成功を導く最大の方法で在ることに目覚めましょう。
相手が動かないからこそ「どうすれば喜んでくれるのか、どうすればという工夫が生まれる」のです。思考も、工夫も「掘り下げることが出来る」のです、自分の能力を「深め高められるチャンス」だということです。
祈る、感謝する学ぶとても簡単なことです、そこには利害もなく在るのは自分の「心」だけです。
先日も書きましたが対処療法で「付け焼き刃」では何ごとも上手く事は運ばないのです。
日々新た、日々に新た、又日に新たなり。毎日毎日事を達しようとの意欲で祈り、心を養って一日を始めるようで無ければ少しの出来事でへこんでしまうのです。
人生へこんでもいいのです、しかし自分を見失ったり、人の所為にしないことが大切なのです。
又自分に厳しく出来る人が人様には優しくも出来るのです、人に優しさを求める人は自分には優しく人には厳しいものだということの現実を私は多く見ております。
心を鍛え、「何とかしよう、何とかしようと自分に求めている」積極的思考の持った人は周囲を怨まないのです。
そして周囲の人を優しく包むことも出来るような人間性を養っていくのです、故にこのような人の周囲には人がより多く集まってきて結果繁栄もあるのです。
「心を鍛えましょう」、そのために祈りましょう。感謝しましょう。今月のご愛読ありがとうございました、来月もよろしくご愛読下さい。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌