当たり前のことを

おはようございます。

昨日は愛宕寺の前住職の祥月命日、法要を済ませ夕方宇治へ帰ってきました。
8月今月もよろしくお願いいたします。今月も暑い日が続きそうですが、楽しく歩んで参りましょう。
今日から二泊三日で「少年・少女・親子塾」を開催します。25年以上前から行っています。
「当たり前、普通、尋常を知る話し」。
私たちの生活には「基本があります」。基本を大切にしてしていれば人生は成功といえるでしょう。人生は褒められる為にあるのではありません、「家族仲良く」の普通が良いのです。
褒められたいと思って奇をてらったことをやり失敗する原因を作るのです。
基本の第一が、「起床」。第二が「掃除」。第三が「進退」。第四が「就寝」です。この四つが基本です。いわゆる生活のリズムです。
毎日決めた時間に起きること。身の回りの整理整頓をすること。進退は字の如く「進む退く」で「しなければならないことを行い、してはならないことはしない」ことです。
すべきこととは、朝起きれば「朝の挨拶」、朝食は揃って「いただきます、終われば、ごちそうさま」。学校へ行くときは「行ってきます、行ってらっしゃいを」、帰れば「ただいま、おかえりなさい」、そして「復習、予習、家の手伝い」が進退です。そして一日のことをしっかりと行えば夜は「ぐっすり、ゆったり休める」のです。
爽やかに起きて普通に生活をして安心して休むこれが一番の幸せ。
基本が出来るようになれば使命感も自ずから出て場も与えられるのです。
生活するということは自分のこともさることながら、「周囲の人と共に在る」ということです。ですから共に在ることの生活を基本とすることが幼少の頃から身につけることが大事なのです、その事が「尋常」、常を尋ねることとなるのです。
常の生活を疎かにしますと苦難と問題が多くなるのです。
このことの「考えるきっかけとなるよう」にと願って夏休みに「塾」をするようにしたのです。
自分の身近な関わりの中から全て人生は「展開していく」からです。
身近な問題を「無視しては何ごとの展開もなく」、新たなことを始めても「周囲との協調性がなければ上手くは行かない」のです。
基本があってこそ大きな展開。ですからこれまでに気づかなかった人でも「基本に立ち返れば(周囲との協調)」事は為せるのです。このことが学びの「素晴らしさ、凄さ、偉大さ」です。
基本、真理に目覚めますと人生は楽しくなります。又楽しくなければ続きません、周囲、身近な世界から大きな展開があることを知れば「社会に出ても」身近な人への協調、協力が楽しくなり、率先すればするほど体が魂が楽しくなるから不思議なのです。
道理を分からずに行動してもただ辛い、やらされているとしか考えられないのです。その道理を示すのが親であり大人なのです。
当たり前のことが当たり前になるという道理をしっかりと胸に秘めて楽しく日々を親が過ごすことで子供への教育になるのです。
親が為すことを為さずに子供の尻を叩いても嫌がるのは当然な道理です。
尋常なことをしましょう。特別なことをしようと無理をして昨今の人は迷っているように見えるのは私だけではないでしょう。
普通、尋常が楽しい人生を織りなすのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌