楽しく従う

おはようございます。

東京から帰りの新幹線もお盆の帰省でやや混雑、一宮からの高速も普段より混雑、お暑い中お子さん連れは大変です、ご苦労様です。
「従うことも楽しい話し」。
遠い思い出ですが夏は毎日セミ捕りとトンボを追いかけて楽しく過ごしていました、勉強の苦手な私は何でも苦手、苦手がほとんどでしたが楽しい思い出も多くあります。
そんな私でも友達は一緒に遊んでくれる、そんな中で人への信頼が知らず知らず芽生えていたようです。
夏の思い出でよく話してエッ〜と大きな声で驚かれるのですが、おやつなどほとんど無い時代ですので「油蝉を焼いて食べた」話です。油蝉を焼いて醤油をつけて食べるのです、これがうまい、もちろん今は食べるようなことはありませんが、子供時代の思いで、懐かしい思い出です。
他の蝉は余り美味しくなく、もっぱら油蝉だけでした。秋にはイナゴをよく食べました、今でもこれは田舎から送ってもらい般若湯をいただくおりに食べております。
金魚の糞の如く後ろからついて回るばかりの私でしたが、ある時期人の後ろから歩き見るということもあながち悪いことばかりではないと私自身の体験から感じております。
孔子も「子曰く、三軍も帥を奪う可し。匹夫も志を奪う可からざるなり。」論語「子罕」篇、と言っているが如く。
意は、「孔子言う、敵がたとい三軍の大軍勢であっても、なお且つその帥(総大将)を奪おうと思えば奪うことができる。これに反して、相手がたとい匹夫の賤しい男であっても、確乎不抜の志を持すれば、その志を奪い取ることはできない。」
これは人間の「志気の貴ぶべきこと」を孔子は述べたのです。
人生誰でも従うことがある意味では常であり、現実の社会生活は従うのが常であります。上から出された指示、方向性で歩み、結果が思わしくなかったとしても決して自分の志を忘れてはならず、確乎不抜の志を持って歩むことで活路を見いだせるのです。
従う時期には徹底して従う、それは何も自分の志を捨ててというのではなく、考えを持たずにということではなく、「自分なら、私なら」という意識を強くしながら「従う」ことが次への「大いなるステップアップとなる」のです。
従うことを楽しんで人生を歩みましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌