上を向いて

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございました。来月も26日です、来月も元気にお会いできますことを楽しみにしております。
各地の「にんげん学」講座や毎月の他の催しでも同じ事を感じますが、「ありがたい」この一語です。
自分の思いで始めた事へ賛同くださる、皆様の行動には敬意を表するばかりです。
昨夜は愛知県からWさんが参加下さったことも大感激です。いつもですと一宮講座へご出席なのですが今月は一宮講座をお休みでしたので小倉講座へということでした、本当にありがたいことです。
「人生は上を向いてこそという話し」。
人生はよくよく考えてみれば登るばかり、故に人生を上向きに歩める。障害があって下を向いてしまうのでは道理を知らないとも云えます。
目標は上にあるのです、そして私たちは上に上に成長するのです。目標達成に時間がかかるということは天が「土台を作れ、基礎を築け」そして「高きを目指せ」といっているのです。
目標に達するには時間がかかり、容易ではありません。一つの目標を達成してホッと一息つく間もなく又登りです。目標は生涯持つ物、止まることはできないのです。止まるとするならば「生き様」に止まる、生き様を変えないことです。
登山でも登るのは辛い、下山も辛い、その辛さはやはり目標に向かっている時の方が「力を養おうとも、工夫をも」行い、その事が又楽しくもあるのです。
苦しさ辛さを感じそこから逃げて降りればいい、避ければいいというのでは何の考えも持たず、落ちるだけであります。
人や物に不平不満を言って楽しい人生となるはずもありません。工夫や思いを巡らすことほど楽しいことはないのです。
人生の登山もこれと同じであろうと思っています。何かを目指すからこそ準備もし、学びもし、鍛錬もする、辛いことを知っているからこそでもあります。
人生が上向くとすればやはり「上を向いてこそ」でしょう。上を見ない限り向上はあり得ないのです。
恥をかきたくない、辛い思いをしたくない、嫌な思いをしたくない、このような考えは「在りもしないことを考えている」のです。それは考えではなく「妄想(もうそう)」です。
登りは辛いのが道理、自分の人生の目標を高きに置けばこその辛さです。登るからこそ力も発揮できる、思いがけない能力にも目覚めることができるのです。
上を目指すからこそ辛くもあり、苦しくもあるのです、だから自身の向上に繋がることを思いましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌