預かり物

おはようございます。

さわやかな秋晴れの昨日、20年来の信者さんのお宅二件でお払いをさせていただきました。どちらのお宅も共通しているのは家屋や土地を我が身と同じように考えていること、それとご先祖から伝えられてきたことへの感謝を行動で示していることです。
「お預かり物」。
繁栄されていく方の考え方、生き方、行動を拝見していますと、当然なことですが「物も人も大事に」していることです。そのことで気づかされることは「意のままにしようとしない」、「ありのままを生かす」という姿勢です。
この考え方は人に対しても物に対しても同じなのです。上に立ったり、物持ちになったりしますと、知らず知らず権力を用いるようになって当然なのですが、「生かすこと、生かされていることに重きを置いている」のです。
それはどうしてかな?と考えてみますと、「能力を引き出してこそ生きる、生かされる」という考え方です。相手の能力を考えず、また能力を測ることもせず自分の意のままに用いては能力を潰し損なうからです。
又その心の底辺には「すべてお預かりしている」という考え方です。ですから大切に扱い最も生かすことができるのはどのようにすればいいのかを常に考えている。
物も人も「自分を映す鏡」です。尊敬すれば尊敬される、大切にすれば大切にされるがごとくです、「以心伝心」。
そして夜は東京に普段住んでいる人と遠い九州で般若湯を酌み交わしました。これまた嬉しいことです。東京の「にんげん学」講座にご出席くださるYさんです、私が九州にいることを知って出張だからといってわざわざお声をかけて下された。
仕事でも何でもですが、物事は目の前を通り、去っていくのです、そのとき「預かり物」として大切に扱い接することが大事ではないかとしみじみと思うのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌