三本の矢

おはようございます。

私は先日23日から心華寺を留守にしています、下関の愛宕寺も留守をします。そのとき心華寺は弟子の誠澄が守ってくれています、愛宕寺の方は泰信さんという方が守ってくれます。
いわゆる私のできないことを補ってくれているのです。
「三本の矢」。
この話は戦国時代の武将・毛利元就が子供たちへ「仲良くすることの大事、力を合わせる大事を説いた話として有名」です。皆さんもよくご存知でしょう。
毛利元就には三人の子供がありました、元就の死後仲違いをせずにしっかりと三人力を合わせていくようにと、三本の矢を例にとって話をしたのです。
まず子供たちに一本の矢をそれぞれに持たせて折るように命じました、一本の矢は簡単に折れました。
それから元就は三本の矢をまとめて折るように命じました、すると折れません、この事実を体感させることで三人力を合わせることの大事を説いたのです。
家庭がうまくいかない、会社がうまくいかない原因の一つに「補い合う気持ちの無さ、補ってもらっているという感謝の無さがあげられます」。だれでも繁栄し仕事の安泰、生活の安泰、人生の安泰を願っているはずです。
私たちはパーフェクトというわけではありません、何でもできるということではないということです。確かに自分の能力を見ていきますとどんな立場にあっても補ってもらって仕事ができていることが理解されるはずです。
このように会社全員で「補ってもらっている」という感謝の気持ちを持つことが「三本の矢」となり全員の団結となって会社、人生は安定し強くなるのです。
三本の矢の例えを確かにすることができれば「周囲の人の欠点を見る以上に、能力を認める意識が強くなり」、一層強力、強調ができる会社となるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌