縁を大事に

おはようございます。

神無月、今月もよろしくお願いいたします。全国の神様が出雲に集まるのでこういいます(出雲は神有月というそうです)。出雲の神様は縁結びの神様ですので一年に一度集まって会議をして誰と誰を結びつけるかを決めるそうです。
神様も合議制、日本らしくていいですね、一つの神様が絶対ではない大和の心、希望がわき夢も大いに持てます。
今朝もまだ雨が降り続いて寒さは昨日ほどではありませんが気分を一新して一歩ずつ確かにしていきましょう。
「身近な縁を大事に」。
私の著書の一つに「遠くに行くには近きより、高きに登るには低きより」という本があります。
何事の発展、目標の達成もまず近くを大事にというのが私の基本です。日々読誦していますお経、四書五経も「先ず身近を大切にせよ」と説いています。身近な縁を大切に、一歩を大切にしなければ上り詰めてもはしごを外し、土台を作らず登っているようなもので達する前に途中で崩れてしまうのです。
身近な人や物を大切にするためにはどのような思いが大切だと思われますか、
それは「今いるところが最高の場所である」と先ず思うことです。
「現実を肯定し、否定しない心」です。
ここから何事も始まるのです。
自分の置かれている立場を嘆く人には良縁の神様はやってはこないのです。不足を思うのではなく、「足すことの喜びを思う気持ち」です。その心こそ「まねぶ、学ぶ心」なのです。
人は学ぶ人に喜びを感じます、それは「共鳴感、共鳴される喜び」です、共にある喜びです、そして活力、エネルギーが生じることになるのです。
エネルギーは外に発します、外の人、周囲が感じるのです、それがパワーです。それを感じることによってさらに良縁に恵まれていくこととなるのです。
不足に思うのではなく、「足していく、プラスしていく、積み上げていく」、積小為大(せきしょういだい)となっていくのです。
神、天は「天網恢々疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさず」、必ず私たちの行いを見ております。現実をしっかりと肯定し、しっかりとプラスしていきましょう。
明日は「にんげん学」一宮講座です、今月も「にんげん学」を学びプラスしていきましょう。中部地区の皆さん明日楽しみにしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌