過去にしがみつかない

おはようございます。

今日は第一日曜日ですので心華寺の「月例幸福護摩祈願祭」、お護摩を修し皆さんとお祈りをする日。日課の朝のお護摩も気合いが入ります。大好きな皆さんと出会えるからです。
護摩は全てを燃やし尽くし、祈りは炎と共に天に通じ、魔を滅し、災厄を遠ざけ、神仏に懺悔、感謝して心をフラットにする日でもあります。無心になるといってもいいでしょう。
一ヶ月の禍福を忘れご破算にして出直しをはかる日です。
「過去にしがみつかない」。
私たちは未来がすばらしくありますようにと願っているにもかかわらずどういう訳か過去にしがみつくという傾向があります。このことは良かったことにしろ悪かったことであれどちらにもいえることです。
「過去は戻らず、今」。
良ければ良かったで「もっと」となり、悪ければ悪いで「トラウマ」となる。いずれにしても過去に縛られている。感謝しましょう。
故に「無心」となる必要性があるのです。
無心にならないと「見える物も見えなくなるという弊害がわいてくるからです」。
田畑の取り入れが済めば、きれいにして耕し直し又植え直すがごとくに、心の世界でも「ピリオドを打つ」必要があるのです。
ピリオドを打つ方法が「祈り」です。
よぉ〜しやり直すぞぉ〜と頭の中で考えても何かで「一拍間をおかないと」冷静に「頭の切り替えはできない」のです、その切り替えが「祈り」です。
大きな声を出して読経し、真言を繰り返し唱える、知らず知らず無の境地に入れるのです。それも周囲の人と調子を合わせて唱えることで、合わせる意識が強くなることで「我を滅する」こととなり「無の境地となり」自分だけが感じる「忘我の境」、ハイテンションになり「未来志向」となるのです。
いろいろなことが現実にあったとしても「めげることなく」、あらゆる事象を「プラスに考え取り入れる思考ともなる」のです。
そんないいことばかり在るの?と言いたいでしょうが、あるのです。
ご一緒に祈りましょう、大きな声を出せば心身共にリフレッシュして新たな気持ちとなって日々を快適に過ごせるようになるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌