信を保つ

おはようございます。

心華寺「月例幸福護摩祈願祭」雨の中ご参拝ありがとうございました。たった一人の人に信頼を得れば世界はバラ色、いつも私の心に御仏があり、皆さんがありますのでいつもバラ色の人生です。
「心に保つ」。
皆さんは「信」をどのようにとらえておりますか?。
信は「自分が信じること」です。信じたから「何か得られる」というのではありません。何か得られるから信じるというのは「信とは似て非なるもの」、それは「打算」です。
信をそのような思いで受け止めていますと「裏切られた」という思いになるのです。信は自分の「矜持(きょうじ)、ほこり」、信じているものを以て必ず行動し歩み実現しようとする誇りです。
信じるものを持ち矜持を以て人様と接していくことが大事です。
信じていたのに、信じているのにという「繰り言」を相手にいう人がおりますが、それは自分の信じていることと相手の信じていることの違いを認めず、己の言ったことを「かなえて当然」といった意識の現れです。
そのような意識からは決して「協力者は得られない」のです。
「言葉は常に正しい」。
言葉は常に正しいことを知れば「実践すべき」です。言葉は正しいものですから「攻めの道具に用いてはいけません」。分析することに用いるのは結構ですが、責めては逆効果となり「人の心は離れていきます」。
ですから先ず己自身が言葉を、知識を心に保ち信じているものを持っているとするならば「率先垂範すべき」なのです。行動もしていないのに「信じよ」と言ってもそれは「戯論(けろん)、言っているだけで行動しないことを戯論といいます。」
会社での新しい事案、目標であればあるほどリーダーは率先して「行動して見せる」ことが大事なのです。
「知識=行動」、「知る=行動」を私は心に保っております。そして人様は皆未来を信じて学んでいることを信じておりますから、信じているのにという繰り言を言わないのです。
もしも弟子たちが教えたことを行動としていないのであればそれは未だ理解できていないのだという理解をしているのです。
私は信を心に保っています、それを生涯矜持としていきたいと願ってもいるのです。なぜならば人を信頼し、人に信頼されることはとても嬉しいことを知ってしまったからです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌