隠しようがない

おはようございます。

昨日は一日中雨が降っており、そんな中で研修生の皆さんは入山されました。今朝はそんな雨も上がり満月が空に輝いています、今日は秋晴れになりそうです。
私にはある悪癖があるそうです、自分ではそのように思ってはいないのですが家族は思っているようです。
何かといいますと夕食を食べながら明日の晩のメニューを聞くことです。今そんなこと言うか〜という感じです。
しかし私にとっては大変なことなのです、何故このようになったのかは自分がよおぉ〜く知ってはいます。「食べられない時期があったから」です。
今の時代で食べられないときがあったなどと皆さんは信じられないかもしれませんが、事実食べられない時期があったのです。
世間の奥様方がご主人が何を食べたいのか言ってくれなくて困るという話をよく聞きます、しかし私は常にリクエストをしますし、リクエストをしなかったときには必ず晩ご飯何と聞きます。
私は食べるものでも何にでも蘊蓄はないのですが食べることが好きなのです。どんなに体調が悪かったときでも食欲は落ちないのです。もし私の食欲が落ちたときは最後の時だろうと言っております。
今残念に思っていることは以前ほど食べられなくなったことです、これはとても悲しいことです。こんな事を書きますと坊主にあるまじき事と信頼を無くすかもしれませんが、本当のことですので隠しようがありません。
「隠しようがない」。
周囲にいる人ほとんどの人は私のことを知っておりますのでほとんどのことは隠しようがありません。このように思うことはとても大事なことです。要するに「実力のほどを知っている」ということです。
ですから「見栄を張らない、高言をしない」。
親しくなれば親しくなるほど会話が弾み夢を語り、未来を語り、いろいろな話をします。時に「口を滑らさない、大言壮語をしない」ことが大事です。親しくなれば話は聞いてくれますからだんだんと「話が大きくなる」のです。
嘘とは言いませんが、この会話によって「出来るような錯覚を起こすようになることが怖いのです」。
実力は周囲は知っていますから、言葉が大きくなればなるほど行動が伴わなければ「信用を失う」こととなるのです。
言葉はいつも申し上げますように「力がある」のです。その言葉に心が翻弄されてしまってはよろしくない、ということです。
本人は人を欺いているなどという思いは決して持ってはいないのですが、結果人を欺くこととなることを知らねばならないのです。
決して隠し事は出来ないのです。人を欺くということは「天を欺き結果チャンスがもたらされない」のです。
世に「正直者は馬鹿を見る」などという俗諺がありますが、「正直者の頭に神宿る」のです。
ですから自分の実力を知ってあまり景気のいい話をしてはいけないのです。そのことで結果自分を欺き、人をも欺くこととなるからです。
良い言葉は「胸に秘めて己を磨くことこそ大事であり」、そして事上磨錬、常に養うことで次第次第に大きくふくらみ人柄となって自然実力は止めようもなくあふれ出すのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌