心のシステム化

おはようございます。

今朝はひんやりとしています、研修生の皆さんは座禅では気持ちよく座れるのではないかと思います。5時半起床ですのでまだ静かです。
皆さんは今日お昼前に下山、大阪に本社があり、各地から参加いただいていますので帰りに本社によって社内研修を受け終了という予定、きっと本社の人事部の皆さんも驚きで彼らを見ることでしょう。
今回の企業様は20年以上も心華寺を活用してくださっています。新人の皆さんから中途採用の方、又何かの節目には必ず活用いただいております。
ご活用いただいている会社は医療器具トップメーカー、一部上場のN社です。ある部門では世界のトップシェアを持っております。
「心のシステム化」。
仕事の世界に於いては「約束事、ルール、知識、技術」等で動いております。このことは「無機質な世界」ですので、人間性はややもしますと喪失されかねないのが現実です。
ルールは大切ですが、この「ルールは誰のため」という意識が明快でないと「人間性喪失となりかねません」。こうなりますとせっかくの能力、知識、技術、システムが「人間関係の齟齬でギクシャク」してしまいかねないのです。
会社の使命は「社会貢献」です。その中で働いている人も同じく社会貢献にあります。会社を通して社会貢献を行うということです。
ルールは会社のためであり、社員の皆様のためであり、社会のためであることを忘れてはなりません。
社会貢献度が大きければ大きいほど「多くの人と共に」社会貢献が出来る社会、会社となるのです。「いいことは多くの人と行う」、大切なことです。
そこでこちらの会社は先ず「人間性豊かで、社員同志仲間を思い合う社風を」との考えから長年社員教育を心華寺で行ってくださっているのです。「心のシステム化作り」です。
「分かち合いを多くしなければ大とならない」。
会社を大きくしよう、繁栄させようとしても「喜びを分かち合う同志が少なく、分かち合う喜びが一人一人持たなければ大とはならない」のです。
自分の手柄、自分の能力とばかり考え「お陰様の精神が欠落しているのでは」社内の雰囲気は最悪となるでしょう。
「お陰様の気持ちに目覚めれば」、あの人のようになりたい、あの人のようでなければと「率先して見習い」、真実の「切磋琢磨」、単なる競争ではない、「影響し合う職場となる」のです。
素晴らしい人が周囲に存在することによって「磨かれていく社風となる」のです。「良い刺激」となる。
単なる成果主義ではなく、「成果が出せたのはあの人のお陰、会社のお陰、社会のお陰といった具合に」なり「心のシステム化が為される」のです。
「認め合ってこそ切磋琢磨する」ことになる。これが真実の切磋琢磨です。認め合うからこそ「向上心ともなる」。
先ず「心の大事」に気づき、時間は要するかもしれませんが、長い目で見れば一番の近道でもあるのです。なぜならば会社の継続がなければ「働く場を失うから」です。
働く場を失わないためには「共に喜びを多くする仕事、社会貢献に目覚める」ことが肝要なのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌