仏様によって

おはようございます。

さわやかな秋晴れ気持ちがいいですね、生きている、生かされているという充実感、安心感、お陰様の気持ちが自然とわいて思わず涙が出てきます。
私たちはいろいろなものに支えられて生きております。
「仏様によって生かされている」。
実家が寺であったため子供の頃から「仏様のお陰で生かされている」、「仏様のお陰で食べさせていただいている」、「仏様のお陰で生きていける」ということを耳にたこができるほど聞かされてきました。
子供の頃、否、青年時代もこの意味がよく体得していませんでした。口には出しませんでしたが自分がやっているからだと生意気にも考えていました。最近になりこの年になって理解、体得出来たように思えます。
何をするにしても御仏に仕えてきたからこそ暮らしが成り立っている、心も安定し物事も確かに考えることが出来ている。
能力を発揮できる世界を与えられ活躍する場を与えられ、友もでき、同志もでき、いろいろな方々とも出会いをいただき、好きな般若湯もいただける、何よりも夢も希望も持てる。
御仏に仕えることがなければ全てに不安定となって何も出来ない、これが現実です。
「何によって生かされているかを確かにする」。
この思い感謝の気持ちは大切なことです。
皆さんも同様ではないでしょうか、今お勤めしている会社があることによって生きていける、この思いは大事ではないでしょうか、きっと皆さんはお陰様の気持ちを大にしてお仕事をなさっておられることと思います。
その仕事が無くなることのないようにお仕えすることです。
私たちの世界では全てに「合掌」することで感謝の意を表します。合掌の「掌はたなごころ」と読みます。
合掌の意味するところは多くありますが、一番には他と自分の「力を合わせる」ことで「何事も生じる」ことにあります。
相手様があることによって又会社や場があることによって自分の力が発揮できる、能力を発揮させてもらえる、能力を引き出してもらっているのです。
このように考えていきますと生かされていることがよぉ〜くわかることと思います。
私は御仏のお陰で、皆さんは会社のあることでとお考えになり、尽くすことに迷うことなく誠意を尽くしてください、そのことで素晴らしい可能性が一層発揮されることとなるのです。
心と心を合わせることで何事も大となすのです。
土、日の休日にこれまでにどれほどお世話になったかを静かに考えることもいい休養になるかもしれません。


世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌