選ばない

おはようございます。

今朝は雨が降っています、何か久しぶりの雨のようにも思えます。
人はムダをしないようにと思いながら結構ムダをしています。その代表的なことが「功利的生き方」があげられます。
「選ぶから選ばれない」。
何か得をするようなことがないか、儲かることはないか、良い出会いがないかとうろうろしている人が結構いるものです。
自分の知識に固定観念となり他の価値を認めない。
このような苦労をしている方の姿を見ますと物事を直視していないのではと疑問を感じてしまいます。
選ぶという行為、行動は何故行うのでしょうか?、それは「もうけたい」という意識からです、これはある意味では当然なのかもしれません。しかしこの意識は「自分のことしか考えていない」ということでもあります。このような功利的な意識からは出会いがあっても「良い出会いとすることは出来ない」のです。
何故かと申しますと、「人に喜んでもらう、人のため」という意識が欠落しているからです。
意識の中に「人のため」という意識がない、言ってみれば「自分の役に立たないと思われることはしない」という意識があるのです。いわゆる「心に余裕がない」のです。
心に余裕、間がないために大切な「縁が入ってくる余地がない」のです。
このように損得、功利的な考えからはどんなに知識があったとしても自分を生かすことが出来ず、自分が生かされることを自分で放棄していることとなるのです。
不景気になったり、上手くいっていなかったりしますと、良いことがないかと探し回るのが人情です、しかしこのような時にこそ「錬磨、研鑽」することが大事なのです。
ときに「静かにする」ことが肝要なのです。
何故かと申しますと「欲で出会ってしまうからです」。こうなりますと無理をして仕事を取りますので「在ること無いことを言ってしまい」二進も三進もいかないようになるのです。そう「なんとかなるさ、なんとかしなければ」で行動してしまうのです。
このような事態を引き起こさないためにも日々研鑽し「祈る」ことで心を練り上げ、選ぶ自分ではなく、選ばれる自分をつくれば、チャンスが訪れてくるのです。
明日は愛宕寺「月例幸福護摩祈願祭」です。午前10時から是非お参りください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌