気配り

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございました。修学旅行から引き続きでお疲れ様でした。来月は26日(木)となっております、来月も沢山のご出席を願っております。
一昨日は修学旅行から帰って「にんげん学」小倉講座へご出席いただいておりますOさんご夫妻のお宅へお宿をお願いしゆっくりさせていただきました。
ご主人は二日間修学旅行で運転しっぱなしでお疲れだったでしょうが、ご夫妻にはしっかりと温かいおもてなしをいただき、奥様には朝の出勤前の忙しい中おいしい朝食を作っていただき、朝風呂をいただいた後にご主人のお給仕でごちそうになりました。ごちそうさまでした。
年に一度お世話になるのですが、本当に頭が下がります、そんな居心地の良さで厚かましくもおじゃましているのです。
又私のためにご主人はお休みを取ってくださり一日私にお付き合いを下された、一人夕方の講座まで時間をもてあますだろうという配慮、気配りというものがどういう事かを教えられ温かい気持ちで「にんげん学」講座を迎える事が出来いました。
「気配り」。
又昨夜の講座へは愛知県のWさんと宇治の隣町城陽からSさんもご出席いただきました。こちらのご両人は私の日頃の多忙を九州で白い玉を追うことで慰めようと、それだけでは申し訳ないので先ず勉強をということでのわざわざのご出席、皆皆ありがたいことです。
私たちは日々為さなければならないことは沢山あります。ぎっしりと予定が入っているのが実状です。
しかしそんな中でも少しずつ間を広げる、展開を広げるということをしていかなければなりません。そうしなければ新たな展開はないからです。
仕事は全て人様のお陰で出来ています、しかしいざ仕事になってしまいますと、この「人様からいただいた」という思い、「感謝を忘れ、自分の都合で仕事をやってしまいがちとなる」のです。
自分の都合で仕事をやってしまいますと「お陰を忘れる」ということです。
これではいけません。仕事をいただくまでは一生懸命に「御社のため、皆様のため」と言っていながら、仕事になってしまったとたんに忘れてしまう、不思議なことです。自分の都合となってしまう。
このような意識から自然人様へ対する気配り、配慮が少なくなり、せっかく新たな工夫のきっかけをもらったにもかかわらず自分でそれを放棄してしまっているということも気づけない、故に知らず知らず「仕事の継続が無くなってくる」傾向、気風を作ることにもなるのです。
どこまで行っても「仕事は人様が下されたもの」という強い意識が大事です。そうすることで「確実に早くきれいに仕上げよう」とする「意欲になり」結果能力の開発にもなり、時間的にも余裕を持って仕事に当たるようになれるのです。
そうすることで悪いマイペースに陥らず、時間的余裕が生まれ「間を持てる、展開を広げる、心のスペースが出来る」ということが可能となるのです。
仕事を自分のペースでやることは大切ですが、そのペースの中に「人様のため」という「配慮が為されていなければならない」のです。しかし往々にしてマイペースになりがちとなり、時間に追われ、納期にも間に合わず、欠陥商品にもなるという事態、危険性が生じることとなるのです。
仕事はあくまでも「与えられたもの、人様の仕事、お手伝い」と考えてやることが愚かなマイペースに陥らず、「しっかりとした気配りとなる」こととなるのです。
時間が足りない、人が足りないと愚痴を言う方が時折おられますが、それは時間の工夫を怠っていることを考えるべきで、又人が無いと嘆いているのは人がないような仕事を取ったことに原因があるのであって人材不足ではないのです。
これらも気を配るということの考え方の間違いなのです、相手に人様に気を配ることなく仕事だけを取ればと、欲で仕事として愚痴と不平とし結果恥としているのです。
人様への気配りとは「人様のためを考える」ことだということを改めて考えてみましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌