人間的魅力

おはようございます。

ここ数日沢山の方にお世話になりました、ここ数日というよりもいつもいつも、日々お世話になるばかりなのですが、寺を離れますと一層その感を強くします。
人様との縁を大事にしたいといつも考えていますが、このことは私一人考えることではないことと思います。誰しも縁を大事にしたい、良い縁が長く続けばいいと思うのは当然です。
「精神論は実践してこそ魅力になる」。
私は常々「心学」を大事に、精神を大事にとお話ししております。何故かと言いますと「思いやりや愛情を以て対してもらえば喜び嬉しいから」です。愛情は人間の根本的、普遍的精神でもあるからです。
人様から理解してもらえる、人様から受け入れられる、これほど嬉しいことはありません。
このことを確かに知れば心学を実践せずにはおられなくなるのです。心学は「人を思いやる実践学」だからです。又人のことをしてあげたいというのが人間の持っている崇高な精神でもあるのです。
お客様が得られない、営業成績を上げられない、対人関係が上手くいかない、このような問題や悩みが生じるのは何故でしょう?。
それは「精神論は知っていても実践をしていない」ということが考えられるのです。自分が話したり、仕事をしていることが相手や人様のためだ、会社のためだとは思って行動はしているのですが、
実はその「精神論が問題」なのです。自分は誠心誠意やっているつもりのなのですが、「実は自分のためにしかやっていない」ということです。
素晴らしい言葉を発してはいるのですが、相手のことを「思いやる気持ちで話していない、相手のためになる行動をしていない」ということです。
自分のことを理解して欲しいと考えているのです。
ですから「伝わらない、続かない」、結果「仕事にもならない」ということになっているのです。
立派な言葉を発すれば発するほど相手のための「実践をすること」が大事なのです。
そうしなければタダの精神論になって、感動どころか逆に嫌悪感をもたれるという事にもなりかねないのです。
善い言葉を知れば知るほど実践、行動を第一とすべきです。一日、又一日また一日と継続していけばどうなるでしょう。
言葉を実践することによって「センスが磨かれるのです」。これは教えてもらえることではなく、「心学を続けてこそセンスが磨かれる」のです。
対人関係によいセンスを持っている人の多くは精神の学を実践学として続け、続けてセンスを磨き、あたかも先天的な人間的魅力であるかのようになるのです。
是非ご一緒に学び実践して参りましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌