気をためる

おはようございます。

連休明け11月の仕事のスタート、もちろん連休中でもお仕事の方はおありだったことでしょう、休みが続いた後は力まず振り返って仕事をするということも大事です。
気を込めることは大事ですが、力まない、力みますとあまり良いことがありません。
「気はためてこそ真の気となる」。
やる気があるのに空回りする、懸命にやっているのに人間関係が上手くいかない等々の話をよくお聞きします。
これらは「気の出過ぎ」です。「いきり立っている」状態です、いきり立っていますと相手は「入り込めない、入ることが出来ない」、受け止められないのです。
もう自分のことで「いっぱい、いっぱいの状態」。これでは話も何もあったものではなく、本人は懸命に相手のことを思って話していると思っているのですが、ことごとく「自分の説明」なのです。
このような話では相手は「うんざり」するだけです。
ではどうすることで「真の気を出せるようになるか」ということです。
それは「気の鍛錬」です。気の鍛錬をするには「座禅瞑想が一番」です。
どうするかといいますと寺で指導しました座禅法、知らない人はいすに浅く座って背筋を伸ばし手を自然な状態で重ね、目は半眼、体はこれで結構です。
呼吸は口を軽く閉じて鼻でします、吐く息を長くして吐ききれば吸うというように行います。
そして心、気を調えるために呼吸を数えます、これを数息観(すそくかん)といい、数を数えることで意気(息)を調えるのです。
これを続けていれば「気をためる」ことができて「気が体の中に充満すれば自然あふれる」こととなり、あなたの気は自然体のままで良い雰囲気を相手に伝えることとなるのです「オーラとなる」。
そんな簡単なことで?と思うかもしれませんが、まぁ続けてみてください。
自分の気持ちを自分が調えられなければ集中力とはならないのが道理で、故に雰囲気とはならないのです。
意識だけが前に出ているようでは相手には錐(きり)で刺されるような気を発するだけで、一向に対人関係は上手く運ばないでありましょう。
又いい気を出すためには意識を正しく持つ、そのためには常に聖賢の書を読む、ついでに私のブログを毎日読む?かな。
とにかく11月の出だしの週、落ち着いて過ごしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌