漠然とした気持ちも

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座ご出席ありがとうございました。来月11日は今年最後の講座元気にお会いいたしましょう。一ヶ月皆さんと再会できる楽しみを心に秘めて過ごします。
先ほど寺に戻りました、パソコンは持って出ていたのですがパソコンの調子が悪く書き込みが帰ってからというこの時間になり、訪問下された皆さんにはご迷惑をおわけいたしました。
昨日は朝早く愛車に乗り寺を出て、朝日が山の向こうから昇るのを見ながら走り、お日様の橙色が優しく心に暖かいものを感じながら走っておりました。
自然の色を見ていますと何故か心が安心します、そして何かしらふつふつと自然にやる気も生まれてきます。
「漠然とした気持ちを大切に」。
人生をまっすぐに歩むことは大切ですが、そんな中で景色を見たり、人と接したりと私たちは日常を過ごしております。その何気ない中に必ず「ほっとするもの、心温まるもの、笑みを浮かべたくなること」があります。そのことに心を寄せる、感動とまでは行かなくとも安心したりすることがあるものです。
この漠然とした気持ちを私は大事にしております。そうしておりますと自分の心の中で「大変だ」と思っていたことがらが「何でもないように感じられ」がんじがらめに考えていたことが逆にすっきりとして考えられるようになるからです。
客観的に冷静になり原点に戻り、夢だけがあってどんなことに出会っても新鮮な気持ちであったときのように考えられる自分が現れる。そしてあまり苦に観じず自分を追い込まずに事を進められるようになるのです。
発想が行き詰まるのは行き詰まっているという現実を受け止められない自分がいるからであって、どうしようもないと考えれば、原点に返って考えれば何でもないことが、自分の行動に執着し思考を停止させてしまっている、どうしようもなくしてしまっている自分が出来てしまっている事に気づかされるのです。
このような状態を引き起こさないために、日常の中で何気ないことにも目を向けるということも大事なのだと周囲の山々や色づいた木々を見て走っておりました。
漠然と、何を見るでもなく周囲の景色を眺めるのもいいものなのです。私は時々ぼぉ〜っとしてよく景色を眺めるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌