自分のために

おはようございます。

「にんげん学」東京講座ご出席の皆さんありがとうございました。12月は19日(金)となっております。本年最終の講座ご出席の上しっかりと心を引き締めて新年を迎える準備をしてください、来月もお会いできますことを楽しみにいたしております。
今朝の2時から弟子・誠澄は33キロの21日間「懺悔練行」に入りました、昨夜は「にんげん学」東京講座でしたので出行を見送ることはかないませんでしたが、一人夜半12時に起きお勤め後2時に元気に歩き出したことでしょう、9時前には帰ってくるのではと思います。
「自分のことをしていれば人様のことは出来ない」。
学びも修練も自分のためです。結果学びが人様のお役に立つ、ということです。この道理を明確にしておく必要があります。
学びをしている内には人様のお役に立てず、収入にもならないことを確かに知っておくべきです。この道理を知らずしては学びは続けられないのです。
よくこのような言葉を聞きます。「これだけ勉強しているのに」「これだけ磨いているのに」「これだけ懸命にやっているのに」等々です。
このような言葉は自分のためにやっているのではなく、人様のためという「我意識から」です。故に相手にされなければこのような「愚痴とも言い訳ともならない世迷い言となる」のです。
ですから人の気持ちも心も察することが出来ず、我だけが増長して世間を正しく見ることが出来なくなるのです。
学びとは「自分を知る」という大きな意義もあります。また学びを通して「自己表現できる」という素晴らしい意義もあります。
学びは「普遍性」がありますから、学びを継続して充満していきましとあふれ出し社会の役に自然なっていくのです。
己を知り自分を高めて行こうとすれば自然の理で人様は「あなたを生かすこととなる」のです。
いつ私に注目してくれるの、いつ私を評価してくれるのという意識では「心ここに非ず」で「自分の心が奪われている状態」ですので、そのような意識で人様と接しても誠意とは映らず、「自分のことしか考えていないのではないかと受け止められる」のです。
自分を知りしっかりと学び続ければ自然あなたを生かしたいという人が目の前に現れてくるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌