早朝に行をする理由

おはようございます。

昨日は朝は意外と冷え込みましたが日中は穏やか、今週は冷え込みが多いようですので体調を崩さないようにしてください。
今夜は「にんげん学」大阪講座、大阪講座にご出席いただいているYさんが「懺悔練行(さんげれんぎょう)」の随喜で夜半から誠澄と一緒に歩いています、今頃は醍醐寺参拝をしているのではないかと思います。今夜の講座にもご出席くださるそうですのでご苦労様です。何か感じるものがきっとあることでしょう。
「早朝に行をする理由」。
私たちは「早起き早寝を信条」としております。理由は早朝は未だ暗く大気が乱れておらず静かであるということ、ですから集中しやすいということです。
周囲があまり見えないほの暗いローソクの灯りを見つめていますと気が散乱せず臍下丹田(せいかたんでん)に気を集めることがかない、思考力がさえてくるのです。
ただ黙って座っているのではなく、祈りの文を唱えておりますので一層集中力が高まるのです。これは理屈で知ったとしても実践がなければ体感は出来ません、体感してしまいますと一種の恍惚感、三昧(さんまい)の境地に入りますので日々行わなければ体も心も承知しなくなるのです。
私たちは人様と比べて能力が勝っているということはありません、このような行を続けておりますから結果集中力が身について思考力も行動力にも自然なってしまっていくのです。
なぜならば集中する事への快感を体感してしまっていますので、何か事を始めますと集中力が自然出てきてしまうのです。
暗いうちに灯明の明かりを見て一点に集中することを日課としておりますとこのような心理状態になるのです。ですから私たちの修行は周囲の見えない時間に起きて行うのです。
集中しろといいましても環境や状況、条件が煩雑で、雑多な物が見えていたり騒音がありますとこれはよほどの天才でなければどだい無理な話なのであります。
故に誰にでも集中力を増すことが出来るために暗い静かな時間帯に起きて行を行うのです。
是非一度座禅でも結構ですので早い時間に起きて実践してみてください、そして続けてください、いつも申し上げますように継続しなければ何事も身にはつかないものです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌