予(あらかじめ)

おはようございます。

日曜日の今朝はしとしとと雨が落ちています、冷たくないのが助かります。早いですね今年も半月となりました。
光陰矢のごとし、時人を待たず、悲喜こもごもいろいろなことが思い浮かんできます、しかし前を向いて歩むことです。
「事を予(あらかじ)めにする」。
「中庸」に「事を予めにすれば則ち立ち、予めせざれば則ち廃す」とあります。これは何事も、十分な準備をしてとりかかれば成功し、それを怠れば失敗する、という意味です。準備することの重要性を指摘した言葉です。
そのあとに、さらにその具体的な内容として、つぎの四項目を挙げています。
一、発言する前に、十分考え抜いてから発言すれば、つまづくことはない。
一、事を始める前に、十分に計画を練り上げてかかれば、苦しむことはない。
一、行動を起こす前に、予定をしっかり定めておけば、しくじることはない。
一、歩き出す前に、日程をきちんと定めておけば、途中でへたばることはない。
成功と失敗を分ける鍵は、他にもいろいろありますが、第一の関門は、たしかな準備のいかんにかかっているのです。物質的にも精神的にも、入念な準備をした上で、事を起こしたいものです。
一年を残り少なくしてこのような在り方をふまえ今年一年の行動が惰性になっていなかったかどうかを日曜日の一日反省してみるのもいかがでしょう。
明晩は「にんげん学」京都講座、本年最終講座です、一年の締めくくりを確かにして「予定」というものをしっかりと考えてみましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌