初心忘るべからず

おはようございます。

新年の挨拶を交わす、普段の挨拶や声をかけてもらうことも嬉しいことですが、やはり一年の初めに交わす挨拶は格別な思いがあります。
昨日の愛宕寺での年賀式を終え、新鮮な気持ちを忘れてはならないと肝に銘じたところです。
「初心忘るべからず」。
人間がもし失敗をするとするならば一つには初心を忘れた結果ではないでしょうか。
何事も初めの頃は「まっすぐに」夢に向かって道を歩み、くじけそうな状況が出来たとしてもそれを忘れなかったのが、いつしかその純粋さを忘れてしまう、忘れてならないのが初心でもあります。
初心を忘れているから一年の計も立てられず、立てても三日坊主に終わるようにもなる。
よぉ〜しがんばるぞ〜との素直な思いで踏み出し、それでいろいろな出会いをいただきチャンスが増えた事を忘れてはなりません。
世間には楽しいことがいっぱい、それも感覚的な楽しさ、この感覚的な楽しさに「おぼれてはならない」のです。人様からいただいたチャンスで喜びを多くし初心を忘れいつしか脇道に走ってしまう。
感覚的な楽しさから道が遠ざかり欲に惑わされ、また感覚的な苦しさを逃れようとしてしまうのも人生です。
現実に窮したり、困ったりすればするほど初心に返ることが肝心、それが己を見失うことを無くするのです。
己を見失うのは初心を忘れた結果、困難なことを招くのも遭遇するのも同じです。
初心忘るべからずです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌