繁栄をもたらすには

おはようございます。

新年一月の最終週、本気で反省し、筋道(自分の使命)を果たせたかどうかを正して行かなければなりません、それを怠れば一年惰性となるは必定、心して締めの一週間を過ごし自分の結果を出してください。
今夜は「にんげん学」小倉、初講座です。今年の学びの第一歩、是非ご自身のため万障繰り合わせてご出席ください。
「繁栄をもたらすのは独立心」。
私たちが学ぶのは自分自身の人生を「確立するため」です。何物にも隷属せず、独立した人格として社会貢献を目指すためでもあります。
私は19歳の時比叡山に入山して独立・自己確立を計ろうとしました。現在も日々修業し、学び独立心を大事にしております。
「自分が自分であるために」学び修業をしたのです。叡山時代も今でも同じことですが、ただ単に隷属し、唯々諾々として従ってきたわけではありません。私が私になるために必要だと考えたからこそ積極的に頭も下げ礼儀を正し主体性を以て「教えを乞うた」のです。
ただ単に生きんが為、生活するためではありません。
自分を活かすため、活かされるためであります。
いつも例えでお話ししますが、「お米は食べてくれとは頼まない」が「人は食べる」のです。そして「育てもする」のです。
何故でしょう、「価値があるから」です。
何故価値があるのでしょう。それは「第三者、多くの人のために必要だから」です。
「必要とされるために」は、何に気づき、何に目覚めるべきでしょう。「独立心」です。
何を以て「自立、独立するか」です。言葉を換えれば「何を磨くか」です。
何か良い仕事はないかなぁ〜ではないのです。そのようであっては「餌を探し求める動物」でしかないのです。
私たちは観ることも、聴くことも、考えることもできます。何故観て、聴いて、考えるのでしょうか?、「自立、独立のため」です。ただ単に依存して隷属するためではないのです。
社会から必要とされる人間性を養い、能力を養い、技術を養い「社会をリードするため」です。それが自立、独立心であり自分が自分であるのです。
心華寺に比叡山根本中堂の真正面に一千二百年灯り続けております「不滅の法統」が今から12年前にご分灯していただきました。
この事実は奇跡といわれています。何故分灯いただけたかをじっくり考えました。私は私のために「あらゆる僧、比叡山に分け隔て無く仕えた」のです。出世とか、お金とか、物を欲しがってのことではありません、私が私であるという独立心からです、隷属したのではなく、自ら積極的にお仕えしたのです。
その結果比叡山の宝であり精神である不滅の法灯のご分灯に至ったのだと自負し感激していますす。
仕事をさせていただき、その仕事が何故仕事になっているのかを少し深く考えれば簡単に分かることです、それは「社会に役に立っている」からです。
私たちは日々素晴らしい仕事をしています、社会に必要とされる仕事をしながら「よ〜し自分もと考える」のが人間として当然なのです。この意識が独立心、自立心であるのです。
会社でこのような独立心、自立心の多くある社員を持つ会社がつぶれず、継続していく会社となるのです。
誰のための学びでもないのが学びです。自身のための学びが学びです。是非今夜の「にんげん学」小倉講座へ足を運び学んでください。
人の目を気にするような隷属するような人生ではなく、人の目に叶う独立した人生を送ることが出来るように学びましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌