初心

おはようございます。

心華寺「月例・幸福、開運・護摩祈願祭」ご参拝ありがとうございました。お天気の素晴らしさもありましたが、やはり皆様とご一緒のお祈りがさわやかな心を一層のものとしてくれたようです。
皆さんとご一緒に唱和するご真言真言のオーラが自然私たちをお守りくださるのです。
未来に素晴らしいイメージを持って歩むことと、悲観して歩むことではやはり大きな差となって現実となるのです。未来だからこそ、未だ現実でないからこそ大いなる夢を持ち祈り歩む事が大事なのです。
結果は後からついてきます、だからこそ未来を夢見て慈悲の心で人様と接する、だからこそ素晴らしい結果となって必ず目の前に現れるのです。
三月の第一週、第一歩。心新たにしてしっかりと歩んでまいりましょう。今日一日、今日一日という「テーマを持つ」。だらだらと何のケジメもなく意識もなく漫然と過ごすことほど精神に害を及ぼすことはないのです。
「初めあらざること靡(な)く、克(よ)く終わりあること鮮(すく)なし」(詩経)。
誰でも、やり始めはうまくいきます、又うまくいくような気もします。それを最後まで持続させる者は少ない、という意味です。
何か新しい仕事を始めるとします。そんなときは誰でも、何とか成功させようと、緊張感をみなぎらせて仕事に取り組みます。だから「成功する確率が高くなる」のです。
だが、仕事が軌道に乗るにつれて、仕事を知るにつれて、仕事に対するナレが生じ、徐々に緊張感がゆるんでしまうのです。ついには気持ちのゆるみから、うっかりミスを生じ、それが結局は、命取りにもなりかねないのです。
世の中には、こういう事例が少なくないのです。
そうならないためには。
1、最初の緊張感を持続させるように心がける。
2、好調なときこそいっそう気持ちを引き締めてかかる。
3、不調になったら原点に戻る。
この三つのことに留意する必要があるのです。「初心忘るべからず」です。
論理に従い、自分の決めたことに従い生きる。私事ですが、私はどんなに前日の夜遅くなっても「早起き」を日課としています。
健康は先ず精神の健康に心がけるべきです。その健康は社会の役に立ってこそ健康となるのです。
一日の結果はその日の内にケジメ、決着をつけ、翌日に延ばさない。人生は相手があるからこそ自身の在り方を明快にすべきなのです。
明日は「にんげん学」大阪講座です、精神を確かにして学んで参りましょう。会場でお待ちいたしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌