口は災いの元

おはようございます。

昨日は「にんげん学」一宮講座で会場を提供くださりお世話いただいています一宮マツダさんの朝礼を終えてお昼前に宇治に帰って来ました。
高速道路に入る前に事故があり車が裏返しになっているのを目のあたりにして強い雨でしたので注意をして運転してきました、皆さんスピードは控えめに。
「綸言(りんげん)、汗の如し」(礼記(らいき))。
昨日帰りましたら嬉しい手紙が届いておりました。五年前に新入社員研修においでいただいた名古屋の女性、Y子さんからのお手紙です。
とても親切なお手紙で、適切にそして素直に私への批評、とても嬉しく読ませていただきました。
先の語は礼記にある語です。「意は「「綸言」とは、天子のことばです。それは汗のようなものだというのです。汗というのは、一度自分の身体から出てしまうと、二度ともどってはこない。それと同じように、天子のことばも、一度自分の口から出てしまうと、もはや取り消しがきかない。だから、トップ(天子)は、くれぐれも発言を慎重にしなければならないというのが、「綸言、汗の如し」の意味です」。
これは何もトップに限ったことではなく、一般の社員の皆様から、役職、社長と地位が上がっていくにつれて、発言の重みが違ってくるだけのことです、だれでも発言はいっそう慎重にしなければならないということです。
Y子さんご自身が新人研修で受けられたときの私の言葉への感想を素直に書いて下されて親切に忠告、批評下されたのです。
リーダーは、主張すべき時には断固として主張しなければなりません、それくらいのことが出来ないようではリーダー失格であるといってもいいでしょう。が、しかし慎重でなければいけないのも事実です。
今年も沢山の新入社員の皆様が入山いたします。とてもよいタイミングで忠告をいただき喜んでおります。
Y子さん、これからは十分に注意をして未来ある皆さんに非礼にならないようお話をさせていただきます、ありがとうございました、ご丁寧な勇気あるお手紙に感謝申し上げます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌