大欲は無欲に似たり

おはようございます。

昨日から少し冷え込んで花冷えのような感じです。今日は愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」、午前10時、気をつけてお出かけください。
心を温かにしてお祈りをご一緒しましょう。
自分の幸せを祈ることが周りの人を幸せにしていきます。皆さんはどんな幸せをお望みでしょうか、私は不安のない人生を淡々と歩む幸せです。
私たちはちょっとした不安で気持ちをぐらつかせてしまうものです。
そんな中で一番不安に思うのは周囲の人がどのように自分を思っているか、考えているかということではないでしょうか。
どのように思われているか、どのように受け止められているのか、という不安。
この思いを解決するにはやはり「素直」な気持ちで対し「我欲を持たず」に歩むことです。欲を持つとするならば「大欲」を持つべきです。
「大欲は無欲に似たり」。
大欲とは「我欲を捨てる」こと。「無心に働くことが大欲」です。
評価や出世、好かれるためや、好き嫌いという「意識を捨て」、「多くの人の役に立つ」ことを大欲といいます。
私たちの存在は社会、宇宙に必要とされています。
場を与えられたということは「使命を与えられた」と意識すべきです。「天命だと」考えることです。
天が万物のために働くことと同じです。
無心に人の指示に従い働く、それが大いに世間の役に立つ人間となるのです。
世間の人は優しく素晴らしい人たちばかりです。
素直であれば「意見もしてくれますし、褒めてもくれる」のですから、その言葉に又素直に反応して歩めば自然「場も多く与えられ」るのです、不思議なものです。
我欲を持って歩むことより素直に無心であれば世界が広がり、人の言葉も良い方に聞くような自分ともなるのです。
私のこれまでの来し方は無心という意識を持って歩んできました。それが不安を少なくしたように思うのです。
祈りの言葉には自分を楽しくさせ、人様を喜ばせる言葉ばかりです。今日も素直に皆様と自分の幸せを念じ祈るだけです。
そして疑わず人様と接し、与えられたことを淡々と情熱を持って行うだけです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌