自分に嘘をつかない

おはようございます。

昨日下山されました研修生の皆さん、お疲れ様でした。今日と明日はお休みですが、出社するまで研修は続いていると考え、気を抜かずに月曜日は元気に出社ください。
皆さんの未来が素晴らしい人生でありますようお祈りいたします。
何事も初めて経験するときに真摯に立ち向かう態度は人生を歩む上に於いての生涯の基本姿勢となり、非常に大切です。
自身の世界から眺めていきますと「知っている、知らない」という二元的な世界です。このことをしっかりと認識して歩むことも大事です。
「自分に嘘をつかない」。
素直に自分を見れば直ぐに分かることですが、「知っていることと、知らないこと」は「どちらが多いのでしょうか」、もちろん答えは「知らないこと」です。
ですから「知るを知ると為し、知らずを知らずと為す」ことを確かにする、ということです。これは若い人に限らず大人になればなるほど大切な物の見方です。
この事実を知っただけで「知らないことが恥ではない」のです。
恥は関わりのある世界なのに「知らないことを知らないままにしておくことが恥」なのです。
妙な話ですが、皆さんによくする話です。「人に嘘をついても良いが、自分には嘘はついてはいけない」という話です。
何故このようなことをいうかといいますと、「嘘はばれる」からです、直ぐ露見するのです。そして相手にされなくなるから結局は自分で自分の首をしめる結果となりますから、嘘はついても良いとまではいいませんが、このことをよぉ〜く知っておくべきでしょう。
嘘でも何でも人様は聞いてくれます。
なぜでしょう。
それは反論することで「嫌われたくない」という無意識が人にはあるからです。人様の「この」対応に要注意なのです。
人様は嘘を相手が言っている、言い訳をしているということを感知していながら、聞いてくれるのです、そう、嘘は「ばれている」のです。
しかし言っている本人は真剣に言い訳をするわけですから、「本気」です。
本気で言っているわけですから、相手が聞いてくれたことで安心してしまうのです。相手が納得をしているのではなく、ただ聞いてくれただけなのだ、ということを肝に銘じ理解しなければなりません。
話した方は人様が聞いてくれたことで安心して失敗を一過性の物としてしまい、せっかく失敗という気づきを得ながらチャンスをチャンスと出来ず、成長のチャンスを自ら捨て去ってしまうこととなるのです。
そこで「自分に嘘をついてしまう」という最悪の結果となり、成長の芽を自らの手で摘み取ることとなるのです。
「自分に嘘をつかない」ということが人生を確立する上において「基本中の基本」なのです。
出来ないことや、失敗が恥なのではなく、再チャレンジをしないことを恥じる人間、嘘をつかない、言い訳しない人間となりたいものです。
人生を歩むことの難しさは誰でも知っているのです、だからこそチャレンジする姿に人は魅力を感じ、いろいろなアドバイスもおくるのです。人の人情は捨てたものではないのです、潔く人生を歩みましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌