先に立たないからこそ

おはようございます。

第二日曜の昨日は午前10時から「水子供養法要」の日。不幸にしてこの世に生を見なかった水子、毎日供養をさせていただいておりますが、月一度第二日曜日に皆さんとご一緒に供養法要を勤めております。
長年赤ちゃんに恵まれなかった方が妊娠された、家庭の不安が解消された等々、「水子地蔵尊を建立」し供養なさることで様々な事が良い方向へと向いておられるお声やお姿を拝見しますとやはり嬉しくなります。
「後悔は先に立たず」。
私たちは失敗をしたり、思いがけないことであきらめなければならなかったりという自体や、状況が生じる場合があります。
その時には誰しも「後悔をします」、これが人情です。悔やまない、などという強い人、心のない人はいないはずです。
後悔しても、嘆いても「未来を思わないわけにはいかないのが現実」です。
そのようなときに多くの人が「贖罪」を願う心、気持ちになるのが人情です。「済まない、申し訳ない、悔しい」という気持ちを持つのが普通であります。この気持ちを大切にしないようであっては、「思いやりの気持ちを自ら捨て去る」事となり、豊かな人生は待ち受けてはいないのです。
流産してしまった、このことは不可抗力の事態であることが多く、またどうしても堕胎をしなければならなかったという不可抗力もあるのです。
時に贖罪を求め「水子地蔵尊を建立」するという素直な気持ちを私は大切にしたいと思うのです。
贖罪とは違いますが、寿命を全うして大切な方が亡くなるのが世の常であります、時にお墓を建てて命日にお参りに行くことも人情の極みです。
贖罪をしようとする素直な心が失敗や悔やむことを少なくし、未来を素晴らしいものとするのです。
後悔は「先に立たないからこそ」、優しさを失わないためにも「事後の対応、対策が大切」となるのです。
今夜は「にんげん学」京都講座、人生を誤ったとしても素直に修正できる事を忘れないためにも学ぶことを忘れないようにしましょう。会場でお待ちいたしております。
明晩は「にんげん学」大阪講座です。大阪地区の皆さんもお会いできることを楽しみにしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌