見識と胆力

おはようございます。

昨日は久しぶりの雨でした、春の雨は木々を元気にし芽吹きを一層うながします。もちろん自然の恩恵を受けている私たちも嬉しく慈雨は万物を潤し育んでくれます、ありがたいことです。
雨の中「にんげん学」大阪講座へご出席いただきありがとうございました。5月は19日(火)です、又お会いいたしましょう。
楽しみにしていればしているほど悪天候は嫌なものです。しかしそれをおして行動することこそ見識、胆力ができることは間違いのないところです。
「見識と胆力」。
私たちは物事を知ることが出来ます、いわゆる知識と出来る。これらも大切でありますが、知識を得て「見識」とする、「胆力」とすることが人生では大事であります。
知識はいってみれば植物で例えれば「枝葉」です。見識、胆力こそが「根幹」であるからです。
この見識がなければ決断力、実行力とはならないのです。いくら知識を多く得たとしても決断力と為さなければ何も得られず進まないからです。何のために知識を得ているのか、何のために行動をするのかを「腹に据える」ことが大事だということです。
この見識、胆力がなければ障害や困難な状況と遭遇したときに、そこで立ち止まって迷いを生じてしまうのです。そうならないためにも「見識、胆力を養う」ことです。
そのためには日々の経験の中で起こった事柄を確かにして「反省すべきは反省し、進めることは進める」ということで「胆力」とすることです。
知識を一歩進め相手に応じ対応しうる勇気が見識であり、胆力であります。それは私たちの真実の人間性を示すことでありますから大変大事なことであるのです。
少しの障害や失敗でウロウロするようであっては「人間性の根幹をもっていない」ともいえるのです。根幹がなければ枝葉も美しく伸びず、人間の魅力を示す枝葉も茂らないということです。
今日から新たな130名の新入社員の皆様が入山されます。これからの長い人生の根幹ができるような話をしたいと考えております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌