不自然なことをしない

おはようございます。

私は日々平々凡々と毎日変わらない生活を送っております。だからこそ今日いろいろな方との出会いをいただき、安心して楽しい日々を過ごさせていただいていると感謝しております。
教えのありがたさです。
「不自然な行いは長続きしない」(老子、第二十四章)。
「企(つまだ)つ者は立たず、跨(また)ぐ者は行かず。自ら見(あらわ)す者は明らかならず、自ら是(よし)とする者は彰(あらわ)れず。自ら伐(ほこ)る者は功無く、自ら矜(ほこ)る者は長(ひさ)しからず。
その道に在るや、食を余し行いを貪ると曰い、物は或(つね)に之を悪(にく)む。故に道有る者は処(お)らず」。
意は「背伸びする人は(長くは)立っておられず、大またで歩く人は(遠くまでは)行けません。自分を宣伝する人は(相手にされず)世間に知られることなく、自分は正しいと主張する人は(きらわれて)世間には認められません。自分の手柄を自慢する人は何の成果も上げることはなく、自分の能力を見せびらかす人は長続きしません。
(これらの人を)道の立場から言うと、(ごちそうの)食べ過ぎ、しなくともよいことまでしたがる、というのでして、人々はいつもこのような態度に嫌悪感をもつものです。だから本当に道を心得た人はこんな態度はとらないものです。」。
老子は不自然な行為は長続きしないといいます。私たちはややもしますと少しのことで自らを誇り、自分を貶めてしまうのです。
私のような仕事をしている者はこの言葉は一層戒めとして読まなければと思うばかりです。お話をしさせていただいているつもりが自慢話になっているというようなお粗末をしでかさないためにも。
どんな嵐もかならずやみ、大雨もやみます、自然のエネルギーですらそうであれば、どんな景気も長続きせず、逆にどんな不況も続かないのです。
道理は自然をお手本としています。私たちはこのことを忘れてはならず、少々出来たくらいで自分で出来たが如く錯覚するようであってはならないのです。
教えに感謝すべく午後二時からの愛宕寺の「花祭り」へ是非お参りください。
明日は「にんげん学」一宮講座、一宮の皆さん今月の最終日、そして最後の「にんげん学」今月の締めくくりですので沢山のご出席を願っております。
花祭りを終えて宇治に帰り明日は愛車の乗って一宮に出かけます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌