心の間

おはようございます。

連休も明日で終わりますので昨日から又道路が混雑しているようです、あわてずお帰りください。
昨日朝のニュースを見ておりましたら混雑が緩和される方法は「車間距離をしっかりとる」という話を聞きました、なるほどと関心しました。
「間を取る」。
沢山の人がいる部屋から一つしかない出口に向かって我先に出ようとすれば混雑するのは理の当然で、争いが生じ、いらぬ混雑がまたそこで又生まれることとなるのです。
「お先にどうぞ」と「互いが譲り合えば」スムースに部屋から出ることが叶うのです。「急がば回れ」です。
人生はすべからく「間を取る」ことが肝要です。早く早くと急ぐあまりに近視眼になり大事なことを見落とすのです。
間を取らずして一番によろしくないことは、「心を奪われること」です。
どういうことかといいますと、自分の目標を持ちながら「目の前の障害に心を乱して己を見失うこと」です。
いわゆる心に余裕が無くなる、道理を知ることは「心を知ることでもある」のです。心が道理に真っ直ぐであれば「心を見失うことはない」のです。
しかし実際物知りの人が「知りすぎて人と争う」という現実をよく見るのも又現実です。これは先日も書きましたが「知るは知らず」なのです。自分が正しいという「我が出る」。
物を知るということは「心を知る、己を知る」ということであって、心が騒いだとき、外に奪われたときしっかりと「引き戻す」ことが「真の知識人」なのです。
間をおく、一呼吸おいて事を運ぶということが大事。そうすることで己の心をいらだたせず確かに目標に到達できるのです。
「間をおく、急がば回れが人生の要道の一つ」。
どんなに忙しくとも私たちは必ずお勤めをすることで日々己の心を己の中に引き戻しているのです。
己を見失っては人生の確立はないのです。
今日はこどもの日でもあり、子供を育てるにも急がずあわてず確かに育てることが大事です。時には一見無駄とも思える祈りの場にご一緒して祈るという心の間を作る習慣をつけてみてはいかがでしょう。
せっついて後ろから突っついてばかりでは「転ぶのが相場」です。お子様に大いなる夢を託しているのであれば一層心の余裕、間が大事ですよ。
祈りは肉体は窮屈ではあるかもしれませんが、心に豊かさを育てるのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌