威厳

おはようございます。

立夏でこどもの日の昨日宇治は曇りでしたがもうすぐ夏が来るであろうという気配、気持ちの良い一日でした。夜は菖蒲湯につかり良い香りに包まれ邪気をはらいゆっくりと休みました。
自然は驚異です、何故驚異なのでしょうか、それは優しさもあり、厳しさもあるからです、それらは全て「私が無い」から驚異と感じるのでしょう。
「威厳が大事」。
「子(し)は温にして励(はげ)し。威あって猛(たけ)からず。恭(うやうや)しくして安し。」論語「述而第七、三十七条」。
意は「孔子は、おだやかではあるが、その中にもおのずからひきしまったところがある。自然に具わった威厳はあるが、かといって武張ったところはない。又うやうやしく慎み深いが、窮屈なところはなくて、いかにも安らかにしておられる。」。
言葉や行動に説得力を感じる人はどのような人であるかと云えば、孔子のような人でありましょう。
このようになるにはどうあるべきかといいますと、「自分に厳しいこと」。そして「人には優しい」ことです。
自分を律することが出来れば言葉や行動から発せられる気が威厳を持つようになるのです。
自分に厳しい人は外に威を張りませんから武張った、威張ったところがないのです。
言葉や行動で外に威を張れば威厳と為すかといえば、これは全く逆な結果となるのが落ちであります。これは「嫌がられる」だけです、また「面従腹背の人を作る」最も愚かな行為でもあるのです。
自分を律し学ぶことで人格形成のなることを知っておりますから常にゆったりとして、穏やかにあるのです。ですから接する人は安心して接することができるのです。
このように人様と接することで相手も心を許しますから対応にも粗漏がなくなり、心を開いて接してくれますから指導するに於いても的確な指導が可能となるのです。
明日は「にんげん学」一宮講座です、一宮の皆さん一週間前に四月講座を終えたばかりですが、明日も楽しみにまいります。
学ぶことで、人には温かく接し、己を高めるには励しい情熱を持つが故に猛々しくならず、人を尊敬することで自身も人様も安心できるような人生と為しましょう。
会場でお待ちいたしております。
明後日は東京講座です。東京地区の皆さんもよろしくお願いいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌