憧れ

おはようございます。

「にんげん学」京都講座ご出席の皆さんありがとうございました。日中は気温も上がり真夏日のようでしたが、夕方は朝と同じようにさわやかで、勉強会もさわやかにお陰様で出来ました。来月もよろしくお願いいたします。来月は15日(月)となっております、心に染み渡る孟子の語録を音読して復習しておいてください。
「憧れ」。
私は幼少時より人様の後塵を拝して歩んできたためか、いつしか歴史上の人物に憧れを持つようになりました。現在も同じ思いで歩んでおります。
決して同じようになれると思っているわけではありません。しかし、あの人のように「在りたい」と思い続けているのです。
歴史上に名をなした人物は一様に「挑戦意欲」を持ち続けたというところに感銘を受けるのです。
彼らが夢を目指して歩んでいたときには私たちと同じように無名で誰からもその存在を知られることなく在ったというところに又感動するのです。
夢を「追い続けた」ということです。ですから彼らは学ぶ、習うことを必死で行ったのです。
挑戦して悔い無し、という覚悟、気構えに又憧れるのです。
「天知る、地知る、我知る」。自分が自分の心に嘘をつかない、自分を誤魔化さないということが大事です。人様は同情を寄せてはくれるかもしれませんが、日々自分のために歩んでおりませんと、天も地も又自分を知っていますから、為すこと、目標をめざしていませんと何も変化は起きず、いたずらに時が過ぎ去るだけとなるのです。
挑戦している人は自然輝きを増し、自然周囲の人の注目を浴び、自然チャンスがもたらされるのです。
憧れもなく、目指すものもなければ、自然その人の行動にも、表情にも覇気が無く、動きにも能動性が感じられず、いい感情を与えられないのです。
仕事をこなしていてもどこかなおざりに見える、ただやっているだけ、説得力もない、という印象だけが周囲には思えるのです。
「目の前の一歩が夢に通じている」という思いを持つことが「覇気を生み出す」のです。先人で名をなした人すべての人は皆「目の前を大事にした」のです。
一途な精神に天も地も人も透明感を感じチャンスを与えてくれるのだと信じるのです、学べば学ぶほどそれを感じるのです。
憧れる人を持つ、お手本と為す人を持つ事は、自分を励まし、勇気づけてくれます。
己の心を己の心と為すことの出来る「因って立てる憧れを持って」人生をこれからも歩みたいものです。憧れを持って歩めばモチベーションは落ちることはないのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。               合掌